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息子と夏風邪と看病日記。

息子が体調を崩していた。
ものすごく珍しい。
初めて熱をだしたのが息子が一歳半のとき。
そこからたまーに熱が出るくらいの健康優良児。
ほぼ麺とパンでできていても、こんなにも元気。

鼻水がでてきたなーと思ったら、咳がコンコンと出始めて気づいた時には乾いた咳から痰が絡んだ咳に変わっていた。
これはやばいなーと思いながら鼻水だけの時から空調や湿度に気をつけていたけど、とうとう熱が出た。
とは言っても2歳児の平熱も高めなのである程度まではケロッとしている。
というか何も変わらない。
パズルもするし、お家にある滑り台も滑る。
大人が体温計の数字を見てあたふたするくらい。

微熱程度ではあったが鼻水、咳のフルコンボなので病院へ行く。
子供の病院へ行くタイミングの見極めが個人的にはめちゃくちゃ難しいなーって思う。あんまり行きたくないし、鼻水とかならよくあるし。
なにより診てくれるところが少ない。
近くの小児科は熱があると診てくれないところやかかりつけでないといけないところ、初診はお断りのところまでさまざまだがとにかく断られてしまうので結構遠い小児科まで通うことになる。
これが本当に大変、、、!!!
次の転勤先は小児科の位置もちゃんと把握して住む場所を決めたいとここにきてすでに何度も思っている。

移動手段が本当にないので、田舎の運転免許を返納した人の頼みの綱、タクシーで病院へ向かう。今回からタクシーの配車アプリをいれたけど、めちゃくちゃ便利すぎて今までなにしてたんやろって思うくらいだった!
これからタクシー乗る時は必ずアプリ通すことにしよう。下半期始まったばかりだけど、おそらく1番感動したことになると思う。たぶん。
病院に着いてからは割とスムーズに診察まで進むことができた。
最近はヘルパンギーナ、RSウイルス、コロナに加えてインフルまでいるらしい。恐ろしすぎる。
ウイルスパラダイス。
検査で鼻から棒を突っ込まれるのが本当に苦手な息子が私の膝の上で全力で海老反りになるから、私は椅子から転げ落ちそうになった。
息子の脚力を舐めていたよ母は。
看護師さんが後ろに立っていてくれたのでなんとかなった。しかも優しい看護師さんで天使かと思った。
検査結果は全て陰性で夏風邪だろうとの結果が出た。
気温とクーラーだろうなーとは容易に想像がついた。夜のクーラーつけっぱなし問題。
そこから風邪と私たち家族の戦いになった。

解熱剤を貰って帰ってきたので体温が上がってぐったりした時に入れてはいたものの、水分だけ取って食べる気力ないのが2日続いてさすがに心配すぎた。
にこりもできないし、得意のお喋りもない。
なんだか私まで気に病んでくるし、息子が可哀想で可哀想で変わってあげたかった。
夜は夜で咳がひどくて起きるから熟睡できてない。
初日は私が看病して起きて寝てを繰り返したんだけど、新生児時代を思い出した。
ミルクをあげて気絶するように寝てたなーと。
思い出したくない思い出のひとつだけど、懐かしいと思える日が来たんだなーとも思った。
その日は朝仕事に行く夫を見送る気力もなく布団の中から行ってらっしゃいをした。

2日目、3日目はなんと夫が夜を変わってくれて息子の咳と嘔吐の対応をしてくれていた。
本当に感謝。感謝しかない。
おかげで私はぐっすり眠ることができて、日中の息子の看病に全力を注げた。
夜泣きの時代は起きてこなかったのに、自分から夜変わるよなんてものすごく成長してる、、、!
夫がすごすぎる。
子育ての戦友になりつつあるなとしみじみ感じる場面だった。

3日もたてば息子は元気になって毎日ママー!ママー!と言ってくれるのが嬉しい。可愛い。
ただ、風邪を境にイヤイヤ期のレベル上がった気がする。
物を投げたり、道路にただ寝そべるだけじゃなく、私が困りそうなところを見計らったりしてる。
もうすぐ3歳なかなか手強い。
なにはともあれ、元気が1番。

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