着付け教室のプロ目線で、襟合わせの悩みをスッキリ解消!
年の瀬の恒例、着付けの集中レッスンの振り返り。前回は最寄駅でワンデイレッスンを探したけど、今回はちゃんと、電車に乗って、日本橋・浜町の明治座の交差点を人形町方面に2ブロック進んだ『円居』の「自分で着るコース」を受講しました。
私の悩みは着れるけど、着れない。趣味の三味線を思えば、そんなのあたりまえ。新しい曲を習いました。ひと通り弾けるようになりました。そこから、やっても、やってもの、本当のお稽古が始まるのだ(涙)。
さて、着付けの悩みに話を戻しまして。
一番目に付く悩みはジワリジワリ、襟合わせがずれて喉元の白いダイヤモンドの形がいびつになってしまう点。時代劇や朝ドラに出ている女優さんの襟を見て欲しい。たいていは左右対称の美しい菱形をしているが、たまに崩れて、利き手側の襟が大きく飛び出している。それを見て、ハラハラする私は立派な着物警察か? 当然、自分もなってる。ええ。着物の日はずっと、襟をいじっています、はい。
原因は上前の長襦袢の襟がバストトップを包んでくれていない。十年前に着付け教室に通っていた頃からの悩みだ。その理由を『円居』の先生は見破ってくれた。襟を引く手の動きが原因らしい。
正しくは、お腹の部分の布が吊れてしまうくらい、ぎゅーっと斜めに襟を持ち上げ、ジワリとバストトップに被せる。私の動作だと、手の動きは真横。音で表現するとパタパタだ。長襦袢のサイズが小さいのもよろしくない。
長襦袢を深掘りしたい方は、台湾から配信中の「着物ひろこ」さんのYouTube『Hiroko Hasegawa KIMONOチャンネル』の説明が丁寧で、わかりやすかったので、6分18秒のばつ印の前後で、襟合わせの手の動きをご確認くださいませ!!
とにかく、もっと、引っ張り上げないとと、自主練すること、一週間。本番では襟が崩れる事もなく、その白さは帯揚げの丹後ちりめんの白地にぼかした若草色と共に、清々しい印象を作っていたのでした。『円居』の先生、ありがとう。
三味線はやってもやってもだったけど、着付け教室では褒めて貰えるので、これやってなかったら、私は心が折れて投げ出していた。
そして、ご褒美も先取り✌️ エッセイもこれで、50本。新しいスタートです♪
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