着物のお見立てのこれまでを反省してみた!
呉服店スタッフさんのお見立て、上手に取り入れてますか?
木綿着物を初めて誂えた時、係の女性スタッフさんが薦めてくれたのは、反物の半分に、細い縦縞をグラデーションで入れた茶の着物で、男性スタッフさんが選んでくれたのは、かすりが横段に薄く入った無地系の着物だと、記憶している。
どちらも、おしゃれだったが、私は紺地に白と納戸色(なんどいろ)の三筋を選んだ。
朝ドラや時代劇で見るような柄の、コスプレ的要素が欲しかったんだと思う。
その後は元気印の鉄紺が、私を行動的にし、お寺の境内の菊まつりや、映画館の人混みをガツガツと歩くことができたが、季節が進んで、茶の羽織で覆って、ホッとした。
今では、正解はお見立ての方だと、考えている。
とある着物YouTuberさんの、メンズ着物お見立て企画の動画で、「着物は七五三以来」という男性が、赤い帯を勧められて「僕、赤なんて」と一瞬、目が泳いでしまった。赤い帯は裏が黒の昼夜組みで、モノトーンの浴衣とは鉄板コーデだと、私でも知っている。
洋服では着ないような冷たい色の帯にビクつく私も、こんな風だろうか。
とにかく、着物のお見立ては洋服の真逆くらいに、思っておいた方が良い。いいなぁと思って、あててみると違う。場数を踏んでいる人の意見は正しい。
今後は、お見立てを攻略法を学びたい。