【犬マユゲでいこう同人誌】『犬マユの歴史』感想
最近『犬マユゲでいこう』を読み返していて、折角だからと読みながら各回の登場キャラクターや扱ったゲーム等々のメモを取っていました。
最初は手書きでメモを取っていたのですが、相手は30年連載され16冊も単行本が出ている作品なので結構な量になります。電子メモに移行しようか悩んでいたところ、なんと全く同じ発想で販売の形まで仕上げた同人誌を発見しました。
それがアルカナ気化さんの『犬マユの歴史』です。
私のメモとは比べものにならない綺麗な表や図で様々な集計が行われており、大満足の内容でした。自分も似たような集計をやっていましたから分かります。これで600円は破格です。作品への愛を感じます。
メロンブックスにも委託しているようですが在庫がない(?)ようで、購入はBOOTHから行います。BOOTHはpixivと連携しているのでpixivのアカウントがあればログイン出来ます。信頼性も高いでしょう。
本書は自宅から発送ですが、あんしんBOOTHパックという配送方法を取っていて、発想者も購入者もお互いに住所はバレないようです。安心ですね。
目次は以下となっていました。
取り上げられているのは、1~15(ワクワクいぬりえ)巻までです。2022年8月の作品なので、同年10月発売の『そこそこ何かの学習帳』は扱われていません。最新刊は2023年初頭~中旬と予想しているのが流石でした。
登場人物と登場キャラを分けるのは思い付きませんでした。すっきりしていてとても見やすいです。取材先の住所まで載っていました。こうして形に出来る方はやはり凄いですね。
まとめていただいただけで有難いので、要望があるとすれば未収録回の情報が欲しいことくらいですかね。あくまで単行本ベースなので未収録の青き油性の登場回などは集計されていません。三巻目が出なかった間の『ジャンプ団』での活躍などに触れた考察もあれば読んでみたいです。
しかし、あとがきにて次回作(?)があればVジャンプ本誌も参考にしたいという旨が書かれていました。バックナンバーの入手は難しそうですが、期待しています。