アメリカの料理事情 ベーコン編
みなさんこんにちは。
ベーコン編などとシリーズっぽい名前を付けてしまいましたがシリーズ化するかどうか未定です。
ちょっと関係ないかもしれませんが、子どもの頃「⚪︎⚪︎をやってみたい!」と言うと、こう言われませんでした?
「それ続けられるの?」と。
今なら親の気持ちが死ぬほど分かりますが、
冷静に考えるとイケてないですよね。
子供の可能性を奪ってしまっているわけですから。
まあでも理想ばっかりは言ってられない気持ち100%分かります。
同時に会社での提案でも言われますよね?
「どうせすぐに終わるんじゃない?」
「導入してもすぐ元通りになってしまうのでは?」
うーん、ツラい!!!
私は一回で終わってもいいと思うんですよね。
そりゃ莫大な投資が必要なら別ですよ。
でも例えば、職場体験、勉強会、などなど。
そんなものはとりあえずやってみればいいと思うんです。
前置きが長くなりました!!
と言うことで続く保証はありませんがベーコン編です!!
ベーコンって何?
知らない人はいないと思いますが、簡単に。
え、それだけ?
燻製は?
と思った方。
そうですよね。私もビックリ。
もう少し丁寧に。
こちらの解説の方がしっくりきますね。
日米の違い
家庭での調理前
最大の違いはコレ。
日本は加熱して売っている。
アメリカは生の状態で売っている。
結構誤解されている方が多いですが、日本のスーパーで売っているベーコンは、基本的にハムの様にそのまま食べられます。
※全てではありませんので、必ず自己責任でご確認して下さい。
ハム=そのまま食べられる
ベーコン=焼かないと食べられない
と思っている方が多いです。
それに対して、アメリカで売っているベーコンは、いわゆる生です。
燻製により、多少加温はされていますが、加熱しないと腹を壊します。
家庭での調理後
いずれにせよ、主に焼いてから食べます。
調理後の最大の違いはコレでしょう。
日本:しっとり柔らか
アメリカ:超カリカリ
好き嫌いはともかくアメリカのベーコンは超カリカリ。
フォークが刺さりません!!
刺さった!と思ったら粉砕されます。
手掴みで食らいましょう!!(冗談です)
私は日本派だったので、
なんでこんなに硬いんじゃい!!
ベーコンエッグサンドとか食いづらいわ!!
と思っていたのですが、真面目に調理するとナゾが解けます。
アメリカのベーコンがカリカリな理由
それは
「それが一番美味いから」
です。
は??って感じですよね。
解説していきます。
まず、アメリカのベーコンは生なので、キチンと火を通さないと食べられません。
次に、アメリカのベーコンは日本よりも脂肪分が多いです。
これは、日本のベーコンが主にロース(背中部分)を使っているのに対して、アメリカのベーコンがバラ肉(腹部分)を使っているためです。
これらを踏まえて焼いていきます。
キチンと火を通すためにしっかり焼きます
脂肪が多いので、沢山の油がフライパンに出てきます
焼いているというより、軽く揚げている状態になります
めっちゃカリカリになります(なってしまいます)
このように、カリカリベーコンがある種、必然的に作られます。
ということで、私の考察としては、
「好き好んでカリカリにしているというよりは、自然にカリカリになる」
という感覚です。
では、次に「カリカリになる前に焼くのをやめるとどうなるか?」という疑問です。
前述の通り、私は柔らか系を好むタイプでしたので、カリカリになる前に火から上げて食べてみました。
うん、、、、
マズい。
脂肪が残っているからグニグニしている部分が残っててマズかったです(旨くなかったと言った方が良いかもしれない)。
ということで、、
まとめ
アメリカのベーコンを美味しく食べるために必要なことは、
キチンと火を通す(当然)
脂身を溶け出させる
の2点です。
これを実現しようとすると、カリカリになります。
と、言うことで初期の志向はどうであれ、今ではすっかりカリカリベーコンが大好きなワタシです。
それでは、Have a wonderful day!