「脚本術」(倉本聰著 聞き手:磯井広義 幻冬舎新書)
【内容】
「北の国から」などの脚本で知られる倉本聰の脚本術を、実際の新たに脚本を執筆する過程と合わせてインタビューするといった脚本に関する解説本。
2022年9月発刊したばかりの80代半ばの倉本聰の現在のシナリオ術を垣間見れる新書。
【感想】
倉本聰の過去の作品に関する手法と共に、新たにシナリオを制作するときの具体的な過程がみれるという贅沢な解説本でした。
80代半ばの作者が、新たなテクノロジーや社会的な事象を取り入れた脚本を執筆しているというのも興味深いと感じました。
本の最後に、書斎の机の前に貼ってある紙に「人間を。やんちゃに。高いボルテージ!」と書いてあるのだとか…その自分で書いて文言を見ながら、新作に取り組み続けているという話も、印象に残りました。
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