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セラピスト店開業時の税金物語

開業してから約半年。
開業時の前年まで住んでいた市役所から数十万円の請求。
市民税らしい。
そして、開業すぐは国民年金も国民健康保険料も
前年の所得を元に控除できるかが決まるので、開業時、必死のパッチで貯めた開業資金と開業後のランニングを計画していた部分がおもいっきりぶっ壊れた。

夫婦で始めた悲劇

その後紆余曲折を経て
お店が少しずつ軌道に乗り、
いよいよ
「妻と一緒にお店をやる」
という夢が実現した矢先。

妻が退職してから
翌年凄まじい国保の保険料とその他税金がわんさかときた。
しかも、当時妻が退職してすぐに妊娠(個人店だから育休産休手当なんてない(/ω\))がわかり、
妻の担当は、アロマセラピスト兼リラクゼーションスタッフとして、歩みだそうとしていたが、身重の体ゆえに妻が売上をあげられる期待などせず、まずはゆっくりと・・・と思っていた時の税金請求である。

妻は前年までリハビリ職員として病院勤務だったために、税金の請求額も無慈悲なくらい、たしか100万くらいは超えた気がする。

とにもかくにも、開業4年間無借金経営で乗り越えて
夢でもあった夫婦でお店を切り盛りし
スタッフさんたちと共に、
これからお店を盛り上げていこうという時の税金問題。と、実はこの時東日本大震災発生(当店は北東北)で店は夢と希望を胸に事業計画を立てていたが、一気にお店の死活問題へと・・・・
結局、請求から支払い期日までにそんなに期間はなかった(というか現実逃避していたと思う)ために、税金を一時滞納してしまった。

付き合いのあった金融機関の方に相談したら、税金滞納は一番ヤバいから、ということで、開業してから初めて消費者金融で借金をした。
なぜなら税金滞納をすると、
金融機関の金利が安い保証協会付きはムリ。
当然、国民公庫もムリ。
つまり、消費者金融で工面していきなり多重債務。
親族や友人に借金する手もあったが、
そもそもお店をはじめるからには親族や友人などのツテや借金など私のポリシーにそぐわなかったし、当時震災直後、同じ東北人である私たちに余裕のある人はいなかったと思う。

多重債務という憂うべき借金。
しかし、税金滞納を免れてからすぐに、保証協会付きの低金利の借入に切り替えて一安心・・・
と思いきや、結局この『借金の仕方』こそが
その後【経営】するという意味を学ぶきっかけになり、その後のドタバタ劇上の幕開けだった気がする。。。

何はともあれ、
今の税金制度は新規で起業する人にはとてもじゃないが、ハードルが高すぎる。
お店をはじめる人ってのは
「売り上げをどうやって確保していくか」
「お客様に喜んでもらうには?」とか
「どんな集客方法が?」などどちらかというと
前のめりに、将来を突き進む人でないと起業当初は厳しいと思う(個人的見解)。だから、経理とか税金というのは、過去の産物であるがゆえに
2代目、3代目の世襲社長以外、
自ら事業を起こした人で、経理、税金、労務、データ管理、マネージメント管理をそつなく最初からできる人はよっぽどすごい人だと思うし、そうゆう人は将来大きな会社に育てられると思うけど、

セラピスト店として独立するために

技術、知識(体の)、営業スキルを磨くだけでも数年かかることを、さらに経営という概念をまともに学んでいただら、
一体いつに起業できるかがわからない。
私自身は25歳という若気の至りと勢いで
起業できたから故に、学びながら実践して、そして失敗と挫折と失敗を繰り返し、よくも続けていると思える。
だからこそ、このセラピスト予備校は単なる机上じゃない本気を伝えていけたらと思います。

税金対策については、また今後

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