キャプテン・アメリカことクリス・エヴァンスがMCU映画共演者で1番のメンターについて語る。【エースコミコンでのインタビュー邦訳】
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公開前に開催されたエースコミコンに登壇した、クリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ)、アンソニー・マッキー(ファルコン)、セバスチャン・スタン(バッキー・バーンズ)。
司会者がクリス・エヴァンスに「約10年もの間MCU映画に携わってきてお世話になった人は誰ですか?」という質問をした時の、クリス・エヴァンスの回答が感動的だったので翻訳しました。
クリス・エヴァンスがお世話になった人
司会:長年のMCU映画を通して、あなたにとって親友やメンターのような大切な人は誰かいますか?
クリス:多分これは分かりきったことだと思うけど、ダウニー(アイアンマン)です。
彼は本当に、本当に素晴らしい人です。とても才能があり、多くの経験があり、いつもサポートしてくれて、僕の味方にもなってくれます。
それだけでなく、みんなをグループに入れて、ちゃんとみんなが居心地よくいられるように気にかけていて、この最後の映画に関しては特にそれを感じます。
僕も色んなことを感じますが、それよりダウニーがどんな感情なのだろうかと考えずにはいられません。彼がこの物語をスタートしたのですから。
彼は誰にも代えられません。彼以外、誰もアイアンマンにはなれません。誰もなれないんです。
アイアンマンになるというのは、スーパマンやバットマンのように知られているものを演じることとはわけが違います。誰もダウニーを超えることはできません。
そんな彼が、長年演じた役を終えるというのはどんな感情なのか気になるし、きっと色んな感情が複雑に絡み合っていると思います。
ダウニーが撮影現場にいるときは、みんなをダウニーランチと呼ばれるランチ会に招待し、ちゃんとみんなが来てるか確認します。ダウニーはいつも個別のケータリングをとっていて、それがかなり素敵なんです。笑
僕は、アベンジャーズのセットに初めてきた人はどんな感情になるのだろうと考えるのですが、今まで続いてきた壮大な物語の一部となる映画に出演するから、きっと怖く感じる時もあると思います。僕ですら、今でも怖いと感じる時があるんですから。
でも、ダウニーはそんな彼らに腕を広げて、迎え入れるんです。
安っぽく聞こえてしまうかもしれませんが、彼は家族を作って、みんなのことを家族に迎え入れています。どれも彼なしでは、なし得なかったことです。だから質問に対する僕の答えはダウニーです。
このインタビューを見た感想
このインタビューからも、クリス・エヴァンスがどれだけロバート・ダウニーJr.を慕っていて尊敬していたかが分かります。
しかも、この2人はインフィニティ・サーガ(フェイズ1〜フェイズ3)におけるMCU映画のメインを務める2人です。
映画の中では、2人の意見が対立することも多々ありましたが、その分、分かり合っている一面も見ることが出来ました。
そんな彼らですが、映画でただ共演してるだけの関係でなく、舞台裏でも親しい仲だったと知ることができて嬉しかったです。
このインタビューを見て、映画の2人に感情移入しない人なんていないのではないでしょうか。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』でMCUを引退した2人ですが、あの2人(アイアンマンとキャプテン・アメリカ)が、どんな風にお互いのことを想っていたのか、考えるだけでも心にくるものがあります。
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