気を引き締める(反省含む)

日曜日のおでかけ、短くなっていっているけど今日も午後から出かけました。新月、大潮、そして消滅の予報だったはずの台風が消えないまま北上していったことで、海は大荒れ。
いつもの浜①に降りてシーグラスを拾い、いつもの浜②は大潮でひいていても荒れていたら降りられないところなのでやめようということになり、
もう1箇所 久しぶりの浜に降りてみることに。

何度もnoteで書いていますが、浜はひとつひとつ違っていて砂の粒の色も粗さも細かさも、水を含む感じもわずか数百メートルでことなります。
久しぶりに降りた浜で思いがけず貴重な色のシーグラスに出会ったもので、嬉しくなって夢中になっていたところへ
ザッパーン!!と大波が来てびしょびしょに。
それでもアハハと笑いながら探していたら次の次ぐらいの大波で濡れた直後に足元の粗い砂が引きの勢いでザザーッと持っていかれてしまい、履いていた島ぞうりが片っぽ、流されました。
あっという間にサーッと沖の方へ行ってしまったあと、次の波で戻ってくるんじゃないかと見ていたら、ずーっとおなじところで浮いている。
夫に「もー!気を付けなよ」と言われ、車に積んでいた予備のはきものを取りに行ってもらいました。

そのあと夫と一緒に見ていたのですが、ぞうりは何度も大波が寄せてきても、絶妙に『取りにいけそうな距離』にとどまっているのです。
これは子どもだったら危ないな、と思いました。なにかが流されたのを取りに行こうとして戻ってこられなくなるというのがわかる気がしました。

そして思いました。こんなふうにして『手をはなれるもの』は離れるにまかせたほうがいいと。
(*人命救助に関しては自分が向かう前に助けを求める必要があります!)

そうなるようになっていること/ものは、そうさせよう。
しがみつかず、ゆだねよう。

もうひとつは『気を引き締める』ことのたいせつさです。日常の、安心のなかにある緩みや甘えについて諭されたような気がします。大げさに聞こえるかもしれませんが、私が海に慣れていない観光客だったら、危なかったかもしれません。

海は誰にでも優しいけれど、時々は荒れる

いつでも誰にでも優しいと思っている人/ものも、時々はちがった顔をみせることがある

*いつもの浜②はゴツゴツ、ザクザクの琉球石灰岩の上を歩いていかなければたどり着かないので、海に行くときは通常、マリンシューズを履いています。脱げることはありません。今日のことは反省をしています。ごめんなさい。

*海にはひとりで行かないで




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