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心身ともに健康であるためのタロット

近日中に、はじめて外国からの方のセッションをお引き受けすることになりました。
島に暮らしはじめて三年になるそうです。独特なこの島の文化をいつくしみ、びっくりするほど日本語もお上手。

子供の頃から、親御さんに連れられて行ったのがきっかけでタロットのセッションを定期的に受けていらしたのだそう。まさかこの島にタロットをやる人がいるとは思わなかったとのことですが・・・えっと、実際はけっこういるはずよ・・・私はまだペーペー・・・

彼女が言うにはタロットは心の健康診断みたいな感じで、メンタルケアを担うものでもあり、進路に迷ったり、うまく言えないようなことでもやもやしたりしたときに指針となるものだったそう。
心身ともに健康であることの一端にタロットがあることが普通、というのがなんだか羨ましいですね。
日本人はタロットに馴染みがないかと思っていたけど、必要な人はたくさんいるでしょうね、と。

気がつくと初対面の彼女に向かって、私は自分のタロットへの思いや、この形式のセッションにしている理由などについて話していました。そして彼女はそれをとても深くうなずきながら聞いてくださいました。

彼女がとても素敵なお話をされていたのでシェアします。
彼女にとって、定期的にタロットを受けに行くことは、意図的に自分のなかに『スペース』をつくることなんだそうです。
このスペースというのは、『自分が自分のことについて考えるため』のスペース、空間でありまたそのための時間でもあると。
意図的にこのスペースをもつことで、自分の内側に意識を向けることができるのだそうです。

なんとも素敵だと思いませんか。
セッションを提供する側としては苦しくなってどうしようもなくなって駆け込んで来られることももちろん構わないけれど、
彼女は自分がどのような状態にあるかを常に客観的にみることのできる視点をお持ちでいらっしゃる。
心身ともに健康でいるためにはタロット(に限らないかもしれませんが)も必要だとの親御さんからの教えがあったからでしょう。

私は直感的に、絶対に通じると思って地球暦の紹介をしました。
やっぱり。もう、感覚で引きと寄りの視点スイッチングが自在にできる方。
とても興味をもって聞いてくださいました。


そしてこんなことも。
自分の内側について話すとき、友達では近すぎるのだと。もちろん、友達にわかってほしいと思うこともあるし、わかってもらえたら嬉しいけれど、時に友達はずかずかと入り込もうとしてくることがある。『良かれと思って』。


だから知らない人であるタロットリーダーに自分について話すことは、話しながら頭も気持ちも整理されていくし、自分がそうだと思い込んでいたことや、はまりこんでしまっていることに気づけるんです、と。

もうこのままホームページに載せていいですか??(ないけど)って言いたくなるぐらいの誰にも伝わる体験談。
ありがたい!

実際は近日のセッションにかかっているのだけど、私のほうとしては構えず、いつもどおりに。すこしだけ話すスピードをゆっくり、わかりやすい言い回しで。
あらためてタロットに出会った最初の気持ちを思い出させていただいた、素敵な時間でした。

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