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筋トレとお酒、本当に大丈夫?最新研究が明かす驚きの事実

筋トレが大好きなあなた!トレーニング後の一杯を楽しんでいませんか?
でも、その一杯があなたの努力を水の泡にしている可能性があるとしたらどうでしょう?

最新のシステマティックレビューによると、アルコール摂取が筋肉の成長や回復に意外な影響を与えることがわかっています。

本記事では、その研究結果をわかりやすく解説し、今日からできる改善策をご紹介します。筋トレ効果を最大化したい方、必見です!

注:朝筋トレし、現在(PM 9:00)お酒を飲みながらこの記事を書いてます笑


研究の概要

この研究は、アルコールレジスタントトレーニング(いわゆる筋トレ)後の回復にどのような影響を与えるかを調査したシステマティックレビューです。
研究チームは、トレーニング直後にアルコールを摂取した場合の筋肉タンパク質合成やホルモン変化などを詳細に分析しました。

主な研究結果

  • 筋タンパク質合成率:アルコール摂取で最大38%低下。

  • テストステロン:平均で10%減少。

  • コルチゾール:ストレスホルモンが最大20%増加。

  • 最大筋力:アルコール摂取群で34%低下、非摂取群では19%低下。

  • ジャンプ高:アルコール摂取群で平均12cm低下。


アルコールの影響が筋トレに与えるリスク

アルコールが筋トレ後の身体に与える影響は以下のような形で現れます:

  1. 筋肉の回復を妨げる
    アルコール摂取が筋タンパク質合成を阻害するため、筋肉の修復や成長が遅れます。

  2. ホルモンバランスの乱れ
    テストステロンが減少し、筋力向上に必要なホルモンのバランスが崩れる一方、コルチゾールの増加がストレスを助長します。

  3. 長期的な成果の低下
    短期間では見えづらい影響が、長期的な筋肉量やパフォーマンスの低下につながる可能性があります。



今日からできる3つの改善策

1. 筋トレ後のアルコール摂取を控える

筋肉の回復を最大化するために、トレーニング後6時間はアルコールを控えることが推奨されます。

2. プロテインやリカバリードリンクで回復をサポート

筋トレ後はアルコールではなく、筋肉修復に必要な栄養を優先しましょう。プロテインやアミノ酸の摂取が効果的です。

3. 健康的なリカバリー習慣を取り入れる

十分な睡眠、ストレッチ、マッサージなど、身体の回復を助ける活動を積極的に行いましょう。


筋トレ後のお酒、考え直してみませんか?

「筋トレ後のビールが最高!」と思っている方も多いかもしれませんが、その一杯があなたの努力を無駄にしている可能性があります。

少しの工夫で筋トレの効果を最大限に引き出すことができます。

今日の行動プラン:トレーニング後は栄養補給を最優先し、アルコールは後回し。週末の飲み会も、トレーニング時間を調整してから参加するなどの工夫をしてみましょう。

終わりに

この記事が、あなたの筋トレライフをより効果的で健康的なものにする手助けとなれば幸いです。
結果を出すためには、日々の小さな選択が大切です。今日から少しずつ変えてみませんか?

注:僕は朝筋トレして夕方飲むので、10時間空けているようです。セーフ笑


参考論文

O'Brien, M. J., & Thomas, J. S. (2023). The Effects of Alcohol Consumption on Recovery Following Resistance Exercise: A Systematic Review. Journal of Strength and Conditioning Research, 37(1), 15-25.


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