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メンタルトレーニングに関して②

こんにちは宇田です🎾

メンタルトレーニング第二弾です。


前回の記事も合わせて読んでみてください


パフォーマンスと緊張の関係性

全仏オープンでのナダルVS錦織圭


例えば、グランドスラムのひとつ全仏オープン
では、「魔物が住む」と言われています。

その魔物とは、球足が遅く、長いラリーに持ち込めるクレーコートによって、下位ランキングの選手がトップ選手に勝つチャンスを見出しやすくなり、より緊張感を生み出します。


その結果、負けたトップ選手は独特の緊張感という「魔物」に、実力が発揮できなくなってしまう傾向にあります。
これは、オリンピックでも同じ事が言われています。



ただ、緊張するということは悪いことではありません。

適度な緊張感の中で行われる試合の方が、良い結果を生むのではないでしょうか。


緊張して興奮すると…

①自律神経系が刺激され、交感神経が優位に働く

②副腎皮質からアドレナリンが分泌され、血圧、呼吸、心拍数などが増加して激しい運動に対応できる状態を作り出す。

③過度に興奮すると、大脳で支配している神経支配系のメカニズムが乱れ始め、自己統制できなくなる。

問題は、過度の緊張感に陥った時である、という事が理解出来るのではないでしょうか。


2つのイメージトレーニング


前回の記事でも書きましたが
イメージトレーニングは練習や試合場面を想定し、視覚像や筋運動感覚をリアルにイメージし、流れや会場の雰囲気などをあらかじめシュミレーションするもの。


①外的イメージ

側から見た角度で、それを見ながらイメージをしているもの。

(例)誰かがスポーツをしていて、そのスポーツのフォーム、ボールの使い方などを見ているイメージ。


②内的イメージ

実際に自分が競技をしているようなイメージ。


テニスで言えば、外的イメージトレーニングはトッププロの連続写真や動画を
視聴しながら、スイングを視覚的に理解したり、理想的な動きを頭に入れる為に役に立つ。

実際に試合を観戦したりすると、プレーヤーの息遣いやポイント状況などに合わせたプレーも外的イメージに含まれるため、より効果的である。


内的イメージトレーニングは筋肉の運動感覚などをトレーニングする事ができます。


例えば素振りをしたり、競技に合わせたボールトレーニング、アジリティ、球出し練習などもそうです。


よりイメージトレーニングに対して積極的に
行うことで、怪我をした時や、オフシーズンに対しても、復帰後に思わぬ効果を得ることがあります。



次回は 
具体的なイメージトレーニングの応用です。


ありがとうございました😊



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