見出し画像

【スイス留学】EPFLの研究室および授業について

今日はEPFLの研究室および授業についてざっくりお話します。

まず日本でいう研究室とEPFLの研究室のシステムは若干異なっており、EPFLの研究室は基本的に学部生はいません。なので日本でいう卒業研究というものがなく、代わりに講義やプレゼンテーションを積極的に行う授業を沢山履修し、卒業します。

一部化学系の学科は卒業論文を課しており、日本と同じように学部生も研究活動をしているという話も聞きますが、ほとんどの学科は学部生を研究室に入れていません。

また修士について、日本では単一の研究室に所属し専門のプロジェクトを行いますが、スイスでは日本と同様に単一の研究室に所属し、専門のプロジェクトを行う場合と複数の研究室に所属して小さなプロジェクトを行う場合、どちらか選ぶことができます。

したがって実態としては複数の研究室に所属している修士学生は、お互い名前は知らないけど稀に研究室に顔を出して活動しているなー という感じです。

また日本と同様に修士でも講義を履修する必要があります。スイスでは大学院は授業が英語で行われているものもあるのでフランス語がわからなくて問題ないそうです。学部は反対にフランス語のみで授業が行われるのでハードルは結構高めです。

授業料は大学・大学院共に年7万らしいので結構お得だと思います。

以上つらつらと書きましが、EPFLは修士で行く分には結構良い大学だと思います。反対に学部時代はフランス語のみで授業が行われたりするなどハードルが高いので、日本の大学でOKだと思います。

さらに日本の大学は交渉次第で場合によっては学部1年から研究室に居候できるので成果が欲しい人は、日本の大学で実績を積むのもアリだと思います。

それでは!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?