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バタフライ・ヘッドマッサージ
先日は終日お休みを頂き、ヘッドマッサージの講習会に参加してきました('◇')ゞ
蝶が止まる位のソフトなタッチで触れていくヘッドマッサージ術で、キーワードは「脳脊髄液」「蝶形骨」。
頭の中には脳みそがありますよね?
そして、外部からの衝撃から守るために骨が覆っています。
その頭蓋骨と脳の間は「脳脊髄液」という液体で満たされていて、これは「疲れた脳の洗浄液」と呼ばれています。
脳脊髄液は頭の中から仙骨まで1日約3周のペースで循環をしながら、脳に栄養補給(タンパク質や糖質)や、脳から出た老廃物の除去を行ってくれています。
この流れが滞ることによって、頭痛・かすみ目・肩こり・疲労感などなどの原因になるといいます(*_*;
そこで、脳脊髄液の循環をサポートしてくれる骨=「蝶形骨」がキーになります。
↑ 頭部をパカッと耳上あたりで割った模型です。蝶形骨は、濃いオレンジ部分で、蝶のような形をしている部分です。
ここは、脳頭骨の全ての骨と接触している部分で(頭蓋骨は20個以上の骨のつぎはぎです)、さらにストレスホルモンの分泌などをコントロールする「脳下垂体」、さらには自律神経をコントロールする「視床下部」のすぐ下にあります。
ストレスや自律神経の乱れなどで蝶形骨の動きが鈍くなることで、脳頭骨の動きが鈍くなり、さらには脳脊髄液の循環が滞り、様々な不調を引き起こします。
だから、蝶形骨の調整をしよう!というのが、今回学んだやり方です。
軽く触るだけの施術ですが、終わった後は確実に頭が小さくなります(^^)/
滞っていた脳脊髄液がちゃんと流れた証拠です。
授業当日、私は肩と首が動かなくなる一歩手前&頭痛も少しある、という位体調がすぐれなかったのですが(2日位前から。多分寝違えました。)、
生徒さん同士でやりあいっこした授業の後は、完全ではありませんが、少し軽くなりました。
次の日もまた少し改善しました。
そして、今日はほぼ完治しました。
脳脊髄液は1日に3周循環しますからね。循環を正常化させたことで、少しずつ脳内の老廃物を除去してくれたのかもしれません。
ちなみに、今回の施術はソフトタッチで行うものです。
個人的にこれまで通ったヘッドマッサージ店では、多くが強く揉んでくれるところがほとんどでした。
でも、今回先生の説明でとても腑に落ちたのですが、
強い刺激を与えるマッサージ方法は「リフレッシュ」なのです。
一方、優しい軽い刺激を与えるマッサージは「リラクゼーション」です。
疲れがたまったな~と感じた時に、皆様はどのような行動をしますか?
よく寝る?ゆっくり風呂に入る?
→これが、リラクゼーションです。
もっと疲れさせることで深い睡眠をとって回復させようと運動する方もいらっしゃいますよね?
→これは、リフレッシュです。
強い刺激を与えるマッサージはこちらなので、筋肉痛のような「揉み返し」が生じやすいのです。
当店は「リラクゼーション」側のヘッドマッサージを実践していこうと思います(^^)/