エンジニアが起業する前に知っておくべきこと【1/5】
この記事はこんな人にオススメです。
「今はITの企業で働いるけど将来は起業したい・・・」
「働きながら副業したい・・・」
「自由に仕事をしたい・・・」
本記事は、いまIT関係の仕事をしている人が起業や副業について知りたい情報を5回に分けて解説したものです。
第1回目は「エンジニアが起業する前に知っておくべきこと」です。
この記事で伝えたいことは以下の3つです。
起業や副業で失敗する人は目的と手段が曖昧である
起業オンラインサロン系は情弱ビジネスである
ビジネスの情報は多面的な視点を持つこと
起業や副業とは目的ではなく手段の1つであること
ここ数年は「起業ブーム」がありとあらゆる場所で盛んに行われており、もはや起業はやって当たり前の風潮があるように感じる。
これは私の主観だけではなく、事実として存在すると考えています。
グーグル検索で表示される情報は2015年から2023年と比較した場合、
約16倍にも増えています。
2015年で検索された数は12,900件
2023年で検索された数は217,000件
しかし、起業ブームを眺めている中で、本来、起業とは自分の目的を達成するための手段にすぎないものが、目的として起業してしまっているような本末転倒なケースが多々見られるように思います。
なぜ、本来は手段であるはずの起業というものが、目的となってしまっているのでしょうか。
【実体験】起業系オンラインサロンの実態
私は起業系オンラインサロンとは、どのようなビジネスシステムなのか興味があったので試しに複数のサロンに入会してみました。
結論を言いますが、起業系オンラインサロンとは「サロン主が起業というエサに釣られた魚達を最終的に業務委託やサロンの布教をさせることで収益を得ているビジネス」という印象を受けました。
驚きなのが入会している会員はサロン主から中抜きされた業務を委託されながらも、月額数万を収めているという点です。
これではいくら頑張っても収入に限界があります。また困ったことに業務が断れない「良い人」に限ってこれにハマってるので、表面上は問題が浮き彫りになりにくいです。
さらにタチが悪いのが詐欺をしている訳ではない点です。会員の目標が起業なのに、最終的に利益率が低い業務委託をさせていることことに私は憤りを感じています。
なのでこれを読んでいる人はオンラインサロンに入る時は十分に情報収集するか、あるいはサロンに入らず自分で色々な無料の記事を参考にしましょう。
正直私の主観的な感想は有料のオンラインサロンの内容は、既にどこか無料の記事に書かれていることなので、自分で調べる能力がある人は入会する必要は無いと思っています。
起業系オンラインサロンに入っても成功率は低い
なぜ起業をする人が多くなったか。
いくつかの要因があるとは思いますが、その中で大きなものの1つが、「起業や副業についての情報は人の関心を集めることができること分かってきた」ということが挙げられます。
例えば、数多くの起業系インフルエンサーは「起業はカッコいい!」「副業は簡単だから皆んなもやろう!」というような、SNSでお金持ちアピールをすることで多くの視聴者に注目されるようになりました。
しかし、その情報の内容は「成功した体験」ばかりで、「失敗した体験」はほとんどありません。本来であれば、ビジネス初心者が陥りやすい「失敗した体験」の情報が必要です。初心者が成功のノウハウを聞いても再現性が無いことがほとんどです。
つまり、起業系インフルエンサーとは「成功のノウハウ」を売っているのではなく、「成功の夢」を売っているのです。
そして、この「成功の夢」は情報発信をする立場からすれば良いネタになるので、どこの起業系インフルエンサーも「起業は誰でも簡単!」と無責任に発言しています。
しかし、自分の目標とするビジネスを成功させる方法は、その人の目的によって様々です。例えば「月3万だけ収入を増やしたい」「年収10億の事業を作りたい」など、ビジネスの規模が全く変わってきます。
そして、オンラインサロンのような「1対多」の受講システムで学んでも、自分の事業は成功しにくいです。なぜなら、オンラインサロン側は誰にでも当てはまる「常識的なビジネス知識」しか教えてくれません。
オンラインサロン側はこの「常識的なビジネス知識」をどうアレンジして、自分のビジネスに活用するかまでは教えてくれないので、ほとんどの人は結果を出せずにいます。
本当に事業を成功させたいなら、その業界の成功者から「1対1」の付きっきりのサポートをしてもらう必要があるでしょう。
つまり、有名なオンラインサロンに入ったからといって成功する訳ではないと言うことです。
ビジネスの情報は多面的な視点を持つこと
起業を取り上げるメディア以外に、起業を支援する人たちもまた情報発信が大好きです。これも「起業」がブームになっている要因の1つと考えています。
「いまAIを活用した副業が熱い!」とか、「誰でも簡単で月3万稼げる!」とか、枚挙にいとまがありません。起業にまつわるイベントも連日のように開催されています。
起業支援する人たちというのは、起業を支援することで収入を得ているので、起業する人がいないことには仕事になりません。なので積極的な起業を奨励するような情報発信をすることは、それはある意味正しいことであり健全であるとも言えます。保険会社の営業が「うちの保険は素晴らしいです!」というのと同じことです。つまり、起業支援をする人たちは、「起業マインド」を販売しているようなものです。
こうした背景から、今の世の中には起業に関する情報や、起業を奨励する意見が多くあふれています。ですので、全ての情報を鵜呑みにせず多面的な視点を持って行動しましょう。
エンジニアが起業をする目的によってビジネスが変わってくる
初めに伝えたように、起業というのはただの手段です。目的のためには、もしくは状況を鑑みれば、起業のほうが良い選択肢となるのであれば、それは起業するべきなのでしょう。
ただ、目的のためには起業するという手段が、良い選択肢に「ならない」のに起業しているケースがあることは問題だと思っています。単に状況判断を誤って選択ミスで起業を選んだというのであればともかく、「目的として起業してしまう」「ブームに乗せられて起業してしまう」という正直論外な人たちがいるのも事実です。
もちろんその中から成功するケースが出ることもあるでしょうが、それは結果論です。目的を遂行するには、無理に起業せず、企業に所属するほうが良いケースというのもたくさんあります。個人的見解としては、目的のための手段としては、起業よりも企業に所属しているほうが良いケースのほうが多いと思っています。
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