我慢して生きるほど人生は長くない 鈴木裕介
毎日本を読む8/10
我慢して生きるほど人生は長くない 鈴木裕介
「自分と他人の間の境界線を意識して、守る」
28ある「自分の人生を守る」項目の中で、いちばんに響いたこと。これまで自分は他者への共感力が高いのだと思っていたが違っていた。
筆者はこの他者との境界線を侵害することを「ラインオーバー」と呼んでいる。
本書には他人からのラインオーバーについて書かれているが、私の場合はそれをする方だったと気づく。
さりげなく隠れてやっていることだとしても、その「やってやった」は心に蓄積していて、相手に対して支配的な感情を持っていたことを、完全には否定できない。
この本では我慢する側の目線で書かれているが、私の場合影響する側、弾かれる側として読むべきだと悟った。わかりやすいイジメや意地悪ではなく、一見親切な行動であるがゆえに、押しつけがましく、断りづらくてタチが悪い。ズカズカと他者にラインオーバーしてきたいままでを、強く反省する。
誰かが決めた価値観を捨てる
「自分の物語」を生きる」
あれ???
もうやってしまっている???
のかな???
おや???
ひととおり読んでみて、自分には必要性があまり感じられない本書ではあったが、裏から読むと前述のラインオーバーする側として思い当たる点があった。
やはり「ひとのことはいいから、まずは自分に心配りをする。最優先で。」ということになるかとおもう。
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