blender2.81でかっこいいテクスチャを生成する
自分用のメモです。いつもこんな感じで備忘録をまとめています。雑な記事でもネットにアップして置いたら誰かの役に立ったりしないかしら?
ラフモデルやモデリング作業途中でも、つるっとした単色マテリアルじゃなくてかっこいいディティールの入ったマテリアルを入れておくとテンション上がるんだよ。
なんか使いやすくてかっこよいマテリアルを一つ持っておくといいと思います。
Ducky 3Dさまのblenderテクニック解説動画
今回はほぼほぼこちらの翻訳記事みたいなものです。
良い動画をたくさん上げてくれている方ですので見ておいて損はないと思います。
こちらを参考に勉強を進めていきます。
1
テクスチャを直接マテリアル出力に
想像通り普通に表示される
2
テクスチャ座標、マッピングを追加し、マッピングの倍率を上げるとリピートテクスチャになる
モデルに合わせたUVを描いていた場合スケールをかけるべきではない
>ボロノイとテクスチャ画像を組み合わせる場合、スケールの扱いに注意
3
ボロノイテクスチャ生成
このテクスチャの黒いところが溝、白いところがパネル面となる
テクスチャ座標とマッピングでスケール調整しているが省略可能
使用目的に応じて使うかどうか決めよう
2021/06/20追記!!
blenderのバージョンが2.9になってからボロノイ生成ノードが変わってしまった
複数のノードを組み合わせると以前と同じ見た目を生成できる
チュートリアルを真似するときはblenderのバージョンをああせるのが大事ですね…
4
ボロノイにはいろいろな種類がありバリエーションが作れる
ロボっぽいのはチェビシェフがよさげ
5
カラーランプを使用して灰色を白に変換しくっきりとした画像にする
6
先ほどのモノクロ画像をバンプノードにてノーマル(でこぼこ)情報に変換
ノーマル情報をマテリアル出力に直接さすと変な色になるが一応でこぼこの状態は確認できる
ふつうこういう使い方はしない
7
プリンシプルBSDFを作成し、さきほどバンプで作成したノーマル情報をこれのノーマルスロットに刺す
ベースカラー、メタリック、スペキュラーなどはお好みで
今回はメカっぽさを出すためメタリックをmaxにした
粗さの項目をいじると鏡っぽい見た目からざらざらの表面まで見た目ががらりと変わって面白い
8
上でボロノイを作成するときに使用したのと同じテクスチャ座標、マッピングを使用し、レンガテクスチャを作成する
ここは今回の本題ではないので適当に
小さめにして、オフセットをゼロにするとレンガではなくエクセルのセルのようになり、サイバー感がでるっぽい
あとでほかのノードと組み合わせて微調整するので現時点でこだわる必要はない
9
カラーランプで黒を強めにする
10
先ほどのカラーランプをバンプに通してプリンシプルBSDFのノーマルに接続
その他の設定はボロノイの時に作成したプリンシプルBSDFと同じにしておく
11
(3)で作成したボロノイテクスチャから新しいカラーランプにつなぎ、設定を「一定」にする
シェーダーミックスの係数として使用する
12
シェーダーミックスを作成し(7)と(10)をミックスする
係数に(11)で作成したモノクロ画像をつなぐ
(11)のモノクロ画像の黒いところがボロノイの溝のなり、白いところにレンガテクスチャのでこぼこが表示されるようになる
ここからさらに、溝にオレンジの光を追加するのは
https://www.youtube.com/watch?v=NOsImPUo1Vk&t=311s
Ducky 3D
この人の動画を見てくれ
自分がやりたいことへの知識はここまでで十分だ
やりたいこと
モデル作成時に描いたノーマルマップ用モノクロ画像とボロノイ生成テクスチャを合成する
(3)のボロノイテクスチャと自作モノクロ画像をいい感じに組み合わせれば望む形にできるはず
1
マッピングの倍率を使用しないで直接テクスチャ座標UVにつなぐ
ボロノイテクスチャ、レンガテクスチャの拡大縮小の値を元の3倍にすると見た目変わらない
2
自作テクスチャは白い線に溝が掘られるような色で作成されていたので今回は白と黒が逆
カラーランプをつかって入れ替える
その後RGBミックスを使用してボロノイと自作テクスチャを合成する
設定は「暗い方」「係数1」
3
いままでボロノイテクスチャを使用していたノード入力部すべてに、RGBミックスの出力を使用するよう繋ぎ変える
一応想定した通り、自作テクスチャの溝にオレンジのラインが入るようになった
しかし自作テクスチャのモノクロがぱっきりきれいに色分けされすぎていてグレーのラインがないため、バンプがかっこ悪くなっている
ぼかしを入れてグレーの領域を作ればいいのだが、シェーダーノードでやる方法はめんどくさいのでテクスチャ自体をいじろう
4
ぼかした画像を用意して、カラーランプで調整
いい感じの線の太さ、溝の深さが出るように調整する
5
手足のテクスチャも同様に
ガウスぼかしでグレー部分を作ったので線が丸くなってしまった
それっぽくはなったのでこだわらないこととする
そんな感じで完成です。
自動生成だけでもかっこいいけど、自分で描いたパネルラインも混ぜこむとぐっと完成度が上がる気がする
お手軽に密度が増やせてとても良いです
自動生成万歳!!
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