【最終回】雅治、働く!脱ひきこもりの選んだ道【0.5の男 第5話】

みなさん、こんにちは!

今回はNetflixで配信中の『0.5の男』の第5話(最終話)のレビューをしたいと思います。

引きこもっていた雅治(松田龍平)は、突如姉夫婦と同居することになり、2世帯からはみ出た”0.5の男”にされてしまいました。

前回の第4話では、雅治の気持ちは好転していましたが、蓮を迎えに行った幼稚園で元上司に会ってしまい、また心を閉ざします。ひとみ先生の計らいで、二人は和解して一件落着に思えたところ、隣の家に住んでいるゲーム仲間・”たまちゃん”が両親に手を上げるのを目撃します。

雅治はついに働くことを決心します。なにがきっかけで、どんな道を歩もうといているのかの第5話です。

【ストーリー概要】雅治の新たな生き方

深夜のコンビニで、あの一件以来、たまちゃんに遭遇する。

両親との仲も落ち着き、現在は消防士を目指して”ゲーム禁止”で勉強していると伝えられる。

たまちゃん欠席の中ゲームをしていると、ソルトから連絡が来る。チャットをしていくうちに、恵麻はQ太郎が雅治であることを知ったことを告げられる。

蓮を迎えに行った幼稚園では、園長から実は”無職”だと知っていると啖呵を切られる。一方、ひとみ先生からは「私も好きですよ。雅治のこと」という言葉とともに、バイトから働くことが必要だとアドバイスされる。そして、雅治は保育士を目指していることを相談した。

雅治は父親に酒造へとドライブへ誘われる。車中にて、雅治は”働く”ことを宣言する。そして、2.5世帯にした理由が回想されます。

父親がランニング中に住宅展示場でチラシを配っていた川村が雅治に見えた。そして、”2.5世帯”を提案されたのだった。

雅治も食卓に出てくるようになり、川村を呼んでもう一度家族写真を撮ることになった。

雅治はコンビニでバイトを始め、2.5世帯は賑やかになっている。

【感想】

雅治に似ているの伏線

第1話にて、母・恵子が不動産業者の川村が雅治と似ているという発言があった。

当時の私は、完全なる親バカ発言だと思った。雅治みたいに優秀になるという発言からも、それを感じた。

これは引きこもりになってもなお、前向きに捉えている家族を象徴しているのだと感じた。

しかし、父・修が川村を初めてみた際に働いている雅治に見えたのが由来していると分かった。

しかも、雅治はITエンジニアだったことが分かった現在では、実際に雅治は優秀だったのだ。

気持ちが沈んだり引きこもったりすることは誰しも起きることである。しかし、このような台詞だと「いい風に捉え過ぎでは?」と感じてしまうことにハッとさせられた。

父親の腰

雅治がたまちゃんの父親の喧嘩後の状態を聞くシーンがある。

腰を痛めたのも回復傾向にあることを聞いて、父・修の腰が悪いのは雅治自身が暴れたからだと告白する。

修の腰が悪いのも、雅治が気を使っているのも第1話から描かれていた。

修の腰痛は年齢によるものだと勝手に了解していたが、引きこもりである雅治が暴れたことがないか想像できなかったのが少し悔しくも感じた。

Q太郎の意味は?

雅治がゲームをしているときの、ユーザーネームは「Q太郎」だ。

初回の感想では、「無職を意味する『プー太郎』と掛けてるのかと思った」と書いたものの、アイコンは完全に「Q太郎」だった。

普通にQ太郎かもしれない。

「プー太郎」と掛けているというのは、なくはないと思う。しかし、シンプルに年齢を示すようなキャラ、そして、引きこもっていてオバケや亡霊のような存在であると暗に示しているという説もあると思い直した。

夜にしか活動できない「亡霊状態」だった雅治は、現在ではバイトを行い、日の目を見ることになっている。

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました!

引きこもりをテーマにした『0.5の男』全5回を通してレビューを行ってきました。

短くてもっと見たいと思えるような作品でした。実際、全5回は短いと思いますが(笑)

まだ観たことがない方はこれを機にぜひ観てみてください。

では、またの機会に👋

↓これまでのレビューを載せるので、ぜひ覗いてみてください!


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