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逆算も加算も、どっちもあればいいじゃないか

「ドリーム・ハラスメント(ドリハラ)」は、「夢の強要」として、特に若者に夢を持つことを強制する行為を指す。高部大問氏は、教育現場で1万人以上の生徒と向き合い、夢の強要が生徒にとって深刻な問題であると気づいた。彼は2020年に著書でこの問題を提起し、その後社会的に認識が広まったが、コミュニケーションの難化などの副作用も生じている。高部氏は、夢を持つこと自体を否定せず、夢を強制することが問題であると強調する。学校現場ではキャリア教育が進み、探究学習が推進されているが、受験対策として使われる懸念もある。子どもたちの好奇心を守りつつ、各段階に応じたキャリア教育の重要性を訴えている。小学校では感情的サポート、中学校では行動支援、高校では情報提供が適切だとし、大人が長期的に子どもをサポートする必要性を指摘している。

ChatGPT作成

肯定的評価と否定的評価もChatGPTに作らせた。(最近よく授業でやるパターン)

肯定的評価
「ドリーム・ハラスメント」に関する高部大問氏の問題提起は、教育現場における「夢」の押し付けが若者に与える影響を考えさせられるものだった。夢を持つこと自体は肯定されるべきだが、それが強制されることで生徒たちが苦しんでいる現状には大きな問題があると感じた。特に、キャリア教育や探究学習が受験の道具として利用される危険性についての指摘は、現代の教育システムが抱える課題を浮き彫りにしている。大人が子どもたちの好奇心を守り、サポートする姿勢の重要性も深く共感できた。子どもが自らのペースで夢や目標を見つけられるような環境づくりが必要だと思う。

肯定的評価
高部大問氏の「ドリーム・ハラスメント」に関する提言は、現代の教育における重要な課題を的確に捉えており、非常に意義深いものだ。特に、夢の強制が若者にストレスを与えることに対する指摘は、これまで見過ごされてきた問題を浮き彫りにしている。夢を持つことは重要だが、強要されることで本来の意味が失われる危険性がある。子どもたちの好奇心を尊重し、彼らが自然に夢や目標を見つけることを支援することこそ、これからの教育が目指すべき方向であると共感した。

否定的評価
高部大問氏の「ドリーム・ハラスメント」に対する意見には、一部疑問が残る。夢を持つことが強制されることの問題点は理解できるが、全ての子どもが自発的に目標を見つけられるとは限らない。指導者が一定の指針を与えなければ、多くの子どもたちが迷走してしまうのではないかという懸念がある。特にキャリア教育や探究学習は、夢の実現に向けた具体的な手段を提供するものであり、受験対策として使われること自体が必ずしも悪いとは言えない。

「ドリハラ」で検索すると、ヒットしたのが上の記事。
高部さんも出てます。
夢の聞き方が大切、否定しない、視野を拡げてあげるなど、保護者としても気を付けたい。

フリーター問題対策で、2006年から本格的にキャリア教育が始まったことも指摘。
今思えば、フリーター問題をキャリア教育で解消できるとは、到底思えない。(笑)

最後の締めが、トップ画像のハナシ。

高部氏は、キャリアを考える際、逆算型ではなく加算型を勧める。逆算型は、夢をゴール地点にして、そこから逆算して目標を細かく設定するもの。加算型は、今目の前にあることに取り組むことで、キャリアを積み上げていくものだ。「例えば、スカイツリーに行きたいと思って逆算すると、“とりあえず浅草に行って”などのアドバイスがしやすい。一方の加算型は、スカイツリーはランドマークになる。そっちの方角には行くが、紆余曲折はするし、良いお茶屋さんがあれば立ち寄ってみるような感覚だ。言い方を変えると、逆算型は減点主義。今までの日本の企業のやり方だ」と述べる。

加算型がハマる子もいれば、逆算型がハマる子もいる。
どちらもハマらない子もいる。
こんなもの、どっちがいい悪いと議論すること自体、あまり意味がないと私は思う。

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