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赤と青はそのままに。緑を活かした生活を。

ポリヴェーガル理論は、1994年にステファン・ポージェス博士によって提唱された理論で、自律神経の反応を整えることで悩みを軽減しようとするアプローチです。

この理論では、交感神経と二つの副交感神経(背側迷走神経複合体と腹側迷走神経複合体)の働きが重要視され、吉里恒昭氏の著書『「ポリヴェーガル理論」がやさしくわかる本』では、これらを赤、青、緑のキャラクターに分けて説明しています。

赤は「活動」を促す交感神経、青は「休止」を表す背側迷走神経、緑は「安心」を感じさせる腹側迷走神経です。同書は、私たちの気分や体の状態が赤や青に偏りがちな中で、意識的に緑の状態やそれらがブレンドされた状態にすることが、悩みを軽減する鍵であると説いています。自分の体をよく観察し、3色の「ポリ語」を用いた日記をつけることや、マインドフルネスやセルフタッチといった緑を活性化する方法が紹介されています。

色使いやフォントの大きさから、大変読みやすい仕上がりになっています。1日もあれば、ざっくりと概要をつかむことは可能です。昨日、読みきって、早速生徒に紹介しました。受験前の自分を分析し、「赤と青が一緒になってるから、体調が崩れてるのかなー」と話し合い、少し楽になったみたいです。
私自身も、「あっ、いま、赤になりかけてる」「できるだけ、緑を増やそう」「木曜は疲れが溜まるから青になりがち」といった具合に、自己分析が進んでます。

生きづらさを感じている人も、そうでない人も、ぜひ目を通してみてください!


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