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モラハラの記憶④食卓の風景


今週末は夫が帰省しなかったので
伸び伸び過ごせました

ただ、次女が熱を出したり
車が釘でパンクして
保険会社にレッカーを依頼したり
急遽同じタイヤを取り寄せて
すぐに取り替えてくれる お店を探したり

別のバタバタが💦

でも、それでも
夫のいる週末の方が
よほどきつい

それに比べたら
そんなトラブルも、全然OK!
仕方ないよ!と
笑ってやり過ごせる自分がいて

いや、
どれだけ夫がいたらストレスなの!?と
自分に突っ込んでしまいました笑

タイトルのお話です

夫と生活していた4月まで
食事を作って出す時間は
私にとって緊張の時間でした

食事時、夫がリビングに来て
キッチンを見る

私の食事の準備が
8割くらい終わっていれば
何も言わない

私の食事の準備の進みが悪いな、と
思うと
ソファーに座って第一声

「ねえ、あとどのくらいで飯が食えるー?」

と言われる
明るい声が逆にプレッシャー…

私の答えた予想時間が
自分にとって遅いと感じると
イライラしながら携帯をいじりはじめる

私はそれを見て、慌てて食事を整える

さらに、食卓に着いた時に温かい食事が
全てそろっていて
すぐに食べられる状態じゃないと
ますます イライラし始める

あからさまに怒るのではなく

「え?味噌汁がないけど?今日ないの?」
→目の前で今温めてる

「あれ?まだ食えないの?俺さっき
もう食える?って聞いて
あなた大丈夫って言ったよね?」
→目の前で お米を茶碗によそってた

分後に食えるって言ったよね?」

「味噌汁ぬるっ!(あつっ!もある)こんなの食えないんだけど!温め忘れてるよ!」
→温めたけど夫の適正温度じゃなかった

「醤油はどこに出した?唐辛子はどこに出した?」
→出し忘れたのわかっていて
テーブルの上をわざと一生懸命探す

「出し忘れたから自分で出して」
などと言おうものなら

「え?このメニューで 
なんで醤油出し忘れるの?
いらないって思ったの?あなた変わってるね!」

子供たちは気まずそうにシーン

夫って
漫画に出てくる
意地悪なお姑さんみたいだなと
当時はよく思っていました 汗

こんなことが続き
だんだん
夫がリビングに来るまでに
温めなくて良いものは なるべく全部並べて
夫が来たら汁物を急いで温めてご飯をよそう

出し忘れをとがめられたら
あーごめんごめん、と言って
私が急いで出しに行く

そんな風になりました

食事中も何か言われないか ハラハラして

テレビがついてる!
取り皿がない!

色々言われるので

何も言われず食事が終わると
ほっとする

モラハラの人はこんな風に
自分のしてもらいたい行動を
相手が自ら取るように
自然と 仕向けていて

こういうことひとつひとつが
支配とコントロールだなあと思います

怖いのは
全てにおいて、夫自身に支配してる意識がなく
私も
コントロールされてると思っていなかったこと

だから、夫は今でも
私が夫から離れた意味が理解できず
私を恨んでいるし

私も離れると決めるまでに
相当時間がかかってしまいました。

モラハラから脱却するのが難しいのは
こういうところなんだろうなぁと思います

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