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教育における長所伸展の大切さ 

* 誰にでも苦手なこと、得意なことがあり、凸凹なパラメータでよいという大原則がある

* その大原則をベースに教育について考えてみると、苦手なポイントを引っ張って3から7にしようと頑張るより、7から10に導いて得意を伸ばしてあげた方がよい(長所伸展)


* 子供の教育で大切なことは、自己肯定感を高め、好奇心のあることに対して自発的に取り組むことができるように、背中を押してあげることである。

* それによって、子供は自分の生き方について主体性をもち、親があーだこうだ先回りして言う必要なく、自分の力で自動的にトライアルアンドエラーを繰り返し、成長していくことができる。親の役目としては不可逆的なエラーを起こさないようにいいバランス感覚で見守ること。

* 自己肯定感が形成される以前(思春期から青年期くらいまで)の段階で、3から7の平均化教育(短所伸展)を重点的にやってしまうと、自己肯定感が非常に低く、すなわち主体的に行動できない子供が育ってしまう。こういう子供が成人になると、やりたくない、楽しめない仕事も無理してこなすようになり、心身ともに豊かな人生とは言えない将来を過ごすことにつながる。



* 3から7に伸ばす短所伸展に関しては、自己肯定感が身についてから、自分の気付きにより、短所伸ばしたいなと思った段階ですればよいのてある。これは主体的な行動であり、自己肯定感を下げることには繋がらない。

要旨

⭐︎教育のゴールは、子供の自己肯定感を高めてあげること。先回りした介入するのではなく、あくまでも背中を押してあげるといった励ましの姿勢で。

⭐︎無理に短所を伸ばす教育を幼少期からやりすぎると、自己肯定感を下げる可能性があり、長所を伸ばしてあげることで、自己肯定感を高めてあげる。

⭐︎短所を伸ばす教育は、教育者が介入するより、自分の気付きにより主体性をもって行うべき。


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