疲労抜きジョグをやめました

 今、彩の国に向けてやっている取組で一番変えたところはジョグの時間をほぼ無くしたことです。
 ジョギングのことなんですが、走ることの基本中の基本です。もちろんおろそかにしてはいけないと思うのですが、思い切ってやめてみました。

 ラントレーニングは怪我する前は週6日は外で走っていました。それが悪いというわけではないですが、距離は稼げて気持ちは満足できます。これが一番のメリットだったかもと思います。
 山をしっかり走った翌日も疲労抜きのジョグを入れて、かなり疲労がある状態でも走れることに安心感を求めていたのかもしれません。

 変えようと思ったきっかけは、脚の重さが取れにくくなったこと、そしてポッドキャスト100マイル100timesでUTMB入賞の小原さんのトレーニングを聞いたからでした。
 小原さんは世界レベルの選手で小さいお子さんもいて、自分とほとんど同世代。本当に憧れる選手の1人です。
 聞いていると寝る時間もあまりなく、早朝に1人でトレーニングしているところが環境的に似てるなと勝手に見本にさせてもらっています。
 そこで聞いたのが、平日は走っても3日ぐらい。そこをタイムトライアルのようにスピード出して走り、あとは土日のトレーニングと体幹トレーニングでした。
 トレラン雑誌にもジョグはせずにその時間を体幹トレーニングにあてていると書いてあり、真似させてもらっています。真似することは悪くない、結果を出している人の考えを少しでも取り入れて自分のかたちにするのがモットーなので躊躇なく試しています。

 彩の国のコースは厳しく、走れる部分は後半になればなるほど少なくなり、歩く時間も長くなります。
 試走するにしても10時間のトレーニングになりますので疲れをためすぎないのがポイント。

 毎日走るをここでは一度離れて、体幹トレーニングをまじめにやって彩の国にアプローチする、これが今回の実験の一つです。

 これから試走期に入る中、去年とどう違うか、楽しみです。

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