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脱出ゲームのスタッフになりたい

生まれて初めて脱出ゲームなるものに挑戦してきました
詳細については話すません!
ネタバレになるから
そんな無粋なことはしませんが
そこで考えたこと、後から思ったことは話していいですよね

今回は過去に何度もベルメモに出演してくれた
鈴木朝陽の誘いがあって初挑戦
メンバーは
本庄一登(演劇家族スイートホーム)と
ベルメモアの
池田僚
横山貴之
水野大我 の計6人で挑戦
結果としては、無事脱出成功!!
スタッフさん曰く、
必要な情報を全て見つけ出しての完全コンプリートを果たせたようです

単純な感想ですが、まぁ楽しかったですね笑

ただ、6人の他にもう1人、脱出に欠かせなかったもう1人の人物が…
それは私たちをこの空間に閉じ込めた、そして同じ空間に閉じ込められた
スタッフさんです

主な目的は私たちが夢中で探索する中で
ヒートアップしものを壊したり、危険行動を抑止する監視役
演出やストーリーの展開役という立ち位置なのですが
この人がすごい

6人の行動を観察し、状況に応じて“的確な言葉“でヒントを出していく
あくまで謎にしたまま
でもさりげなく、
決してヒントらしい言葉ではないのです
「これって幾つあるんですねー…」とか
「全部見れたんですかねー…」とか
こちら側の思考の手助けだけ
ゴール見せず補助線をちょちょっと引く
言葉巧みにうっすらと導く
これは緻密に組まれた台本なのか
それとも、経験からくるアドリブなのか

そして終わった後に
ちゃんとしたフィードバックもくれる
めちゃめちゃ褒めてくれる
「あの謎早かったですねー」
「あの動き良かったですねー」と
ひとつひとつをちゃんと評価してくれる
一体どこまで見てるんだこの人は
お仕事の範疇なのか…
仕事を超えた彼の優しさなのか…

脱出ゲームは定期的に内容が入れ替わるようで
その度に空間演出だったり装飾だったり
すごいこだわりで
毎回この部屋を作り替えていりるのか
今回の内容だけで524組きていて
それだけの人たちを見て都度フィードバックをしていると
考えるともはや監視役ではなく、心理実験の観察者のではないか?

共に脱出に取り組んだ6人の中でも
みんなが得意とすることを
お互いに語り合って
「いやー、本庄は力技が強いね」とか
「池田はすごい、繊細にものを見てるよね」とか
振り返ってみんなの個性を感じて楽しんでいたのに
この人は一体何人の個性を感じているんだろうか

そこにいる1〜6人の動きを
・この人こうやって探すんだ
・この人ここ気づくんだ
・こういう役割分担をするんだ
一人一人の性格や、行動、動き方を見ていい所を探せる
(裏の仕事はもっと大変なんだろけど)
なんて素敵な仕事なんだろうか

と、1人でずっと考えている今日この頃
もし仕事を選ぶ機会があったなら
脱出ゲームの店員さんもありよりのありかなーと考えたり

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