嬉しかったと言われたこと
Noteのtopに「★言の葉一片で心が蘇生する事
があります★それは言葉によって与えられたの
ではなく言葉に感応して本来自らが持っていた
力が湧き出したと思うのです」と書きましたが
これ、ある一言を戴いた時の私の実感なんです
今回は、私の一言が「励みになったよ」と言わ
れた時の事を書きます。
ご近所さんが集まってよもやま話に花が咲く中
年配のおじさんが息子の気の病で悩んでいると
打ち明けました。
すると皆から様々な対応方法が次々と語られて
おじさんは暫く耳を傾けていたが、話の合間に
「お先に失礼します」と言って帰って行かれた
私は何も言えなかったが普段と違うおじさんの
憔悴した姿が気になり自分の前を通り過ぎる時
小声で、「大変だと思いますが先ずはご自分の
体の事を一番に考えて下さいね」と声をかけた
随分経っておじさんから、「あの時のあんたの
言葉が誰の言葉より沁みた、励みになった」と
言われました
そして、「皆、色々言ってくれたがどうすれば
いいかは、自分でも散々試したし考え尽くした
それより「俺の事を心配してくれている気持ち
が嬉しかったよ」とも言われました。
私は励ましそうと思い言った訳では無かったし
自分の気持ちをそのまま言葉にしただけでした
その人の苦しみに同苦するのが一番大切な事で
乗り越えるにはどうすれば良いのかはその次の
ステップでもいい事だと感じた出来事でした