醸造アルコール
【広島県神石郡神石高原町 神雷 日本酒】
日本酒(純米酒)は水・米・米麹で造られます
純米酒以外の大吟醸や本醸造、普通酒には
醸造アルコールが添加されます
この醸造アルコールがあることで
味わいが軽やかになり、スッキリとしたお酒になります
酒ディプロマの対策講座を受けるまでは
この醸造アルコールが苦手でした
お酒を飲んだ後に何か舌に残る感覚が好きになれませんでした
しかし、授業で先生から醸造アルコールの長所を
教えて頂いてからは先入観なくアルコール入りのお酒を
飲むようになりました
スッキリとした味わいにも意味があるのですね
神雷では生貯蔵酒の本醸造が好きです
そして、今では大吟醸・本醸造・普通酒全て好きな日本酒です
話は1か月半位前までにさかのぼります
醸造アルコールを仕入れ、タンクに入れた後
色と香りを確認させて頂く機会がありました
4000Lのタンク一杯に入った醸造アルコールは
透き通った透明な色(クリスタル)でした
そしてかなり強いアルコールの香り
香りだけで酔っ払いそうになります
これ、ウォッカと同じですね?
確認すると、
アルコール度数49%とのこと
これでも水で半分に薄めた後だったそうな
入荷した時のアルコール度数は98%だったので
作業する人は大変ですね
話は今日に戻ります
朝一番で普通酒の上槽がありました
タンクからヤブタまでホースを引き準備万端
醪をヤブタへ送る直前、
醸造アルコールを別のホースで醪のあるタンクへつなぎ、
アルコールを注入しました
お風呂の浴槽にお湯を張っていくイメージをして
頂けると助かります
アルコールを入れ終わるとすぐに上槽でした
授業で教わった通りでした
アルコールを入れてすぐに醪をヤブタへ送る
すごくスムーズな流れの作業でした
アルコールを入れてから上槽まで
10~15分位の時間だったと思います
今日はアルコールを入れる所には
立ち会えず、近くで別な作業をしていました
いつかもっと詳細なレポートが出来るといいですね