昨夜の話 仕事を終え帰宅すると、子供達が笑顔で迎えてくれた 娘も息子もエプロンをしており、いつもと少し様子が違った 何か楽しい事があったのかな そんな事を考えていると 食卓には手巻き寿司を作る準備がされていた 他にも息子が大好きなスパゲティもあり、 これは子供達も作るのを手伝ったらしく とても楽しかったらしい 手巻き寿司の具材はきゅうりと鮪の二種類のみだったが、 巻く手順を妻が教え、娘が何本も作っていた 初めてなので慣れない手つきだったが、 楽しそうにそして一所懸命だっ
【広島県神石郡神石高原町 神雷 日本酒】 普通酒は純米酒や純米吟醸酒とは違い 醸造アルコールを入れるお酒です 神雷の場合、アルコール度数は13度位で すっきりした飲みやすさとお手軽な価格で販売されています 醸造アルコールが苦手な人もいますが、 きらびやかな吟醸酒とは違い どこかホッとする味わいなのが僕は好きです 今日の様な寒い日は熱燗かとびきり燗にするといいですね 話は昨年までさかのぼります 蔵の先輩から聞いた話なのですが、 普通酒の原酒はすごく美味しいとのこと ご
【広島県神石郡神石高原町 神雷 日本酒】 日本酒を上槽するとお酒と酒粕に分かれます 仕込み始めて約1か月、醪をヤブタに送り この圧搾機で醪を搾ると液体と固体に分かれます 液体がお酒になり、個体が酒粕になります 写真の真ん中に白いものが並んでいます この間に酒粕がくっついているので、 一枚一枚白いものをはがしそこから酒粕を剥いでいきます (写真はヤブタです) お酒はというとこの中に入っていきます 搾りたてのお酒は緑色です 店頭で見る透明なお酒とはまた違います 剥ぎ
【広島県神石郡神石高原町 神雷 日本酒】 体調不良の為お休みを頂いており、 今日が復帰初日でした 神雷は社長を含めて5名で酒造りをします 一人でも休むと他の蔵人さんの負担は とてもとても増えるので申し訳ない気持ちで一杯でした しかもこれから瓶詰めをする大切な時期なので 準備片付け、瓶詰め作業とどれも大変です 今日の午前中、 洗った瓶を運んだり、瓶のケースを積み重ねたりという 力仕事は他の方がして下さいました 病み上がりという事でお気遣い頂きました それ以外では 麹室
【広島県神石郡神石高原町 神雷 日本酒 】 酒造りでとても大切な事の一つに 「手洗い」があります 一年目は何度も 「手洗った?」 と、社長や蔵の方から確認されました 今年は昨年ほど確認されることもありませんが、 それでも初めて麹室での仕事の時は 「手洗った?」 と、確認されました 蒸米を素手で扱う 麹米を素手で扱う 踊りの移動で熱湯消毒した酒造りの器具を扱う そんな時は必ずハンドソープできれいに手を洗ってから 仕事に取り掛かります 酒蔵での仕事は清潔な環境で行わない
【広島県神石郡神石高原町 神雷 日本酒】 11月からお酒の仕込みが本格的になりました 暖冬の見込みですが、 今年の秋は昨年より暖かい日が多かったように感じました 暖かいと蔵の仕事は困る事が出てきます 朝一番、今日の予定を確認し簡単な打ち合わせを するのですが、酒母や醪の品温管理も暖かいから 品温を下げましょう という話を聞くことが多かったです 僕は今年も麹室での仕事が多く、 種切りや床もみの最中も気温が高いからか汗の量は多かったです 床もみの時に、 気温が高いと困る
先日の日記でも投稿した 神雷で見つけた「燦然」の古酒を呑んだ報告です まず、感想から かなりイマイチでした 美味しかったかと聞かれたら 迷わず「いいえ」と答えます 香りは悪くないものの 紹興酒を薄くしたような味わいで 日本酒が持っている良さ 例えば、米の香りや甘味、古酒ならではのまろやかさは 全く感じられませんでした 恐らく保管状況が良くなかったんでしょうね そして王冠の内側、 お酒と接している箇所がはがれており お酒の中に金箔のようなものが混ざっていました 衛生
【広島県神石郡神石高原町 神雷 日本酒】 先日の話、 酒蔵の倉庫を整理整頓していたら一升瓶を見つけた 写真の通り、かなり昔に製造された日本酒なのだが、 製造年月日も分からず、いつ頃購入したのかさえ誰も知らない 「燦然」の佳撰(普通酒) 岡山県倉敷市にある酒蔵 そして次に驚いたのは未開封である事! 合計6本の内、4本は未開封 開封済みのお酒を処分したが、いい香りがした 飲んでも良かったが、キャップが錆びていたから 止めておいた これは美味しいお酒ではなかろうか 期待が
【広島県神石郡神石高原町 日本酒 神雷】 日本酒の製造工程で 他のアルコール飲料と大きく異なるのが 「並行複発酵」という醸造方法です そもそも発酵とは何かというと、 微生物によって有機物を分解し、別の物質に変化することをいいます 日本酒の場合、お米のデンプンを麹の酵素が糖に分解し、 その糖を食べた酵母が、アルコールと炭酸ガスを排出(発生)し、 日本酒へと変化させてくれます 日本酒の場合、原料のお米の主成分であるデンプンを麹の酵素により糖化し、その糖を食べた酵母がアルコ
【広島県神石郡神石高原町 神雷 日本酒】 神雷では仕込みが本格的になるのは来月からなので 今月は仕込みの準備が主な仕事になります 瓶詰め作業がない日は掃除がメインの仕事です 今日は仕込み室1階をジェット噴射で洗い流し、 汚れやホコリ等を取り除きました 写真の様にジェット噴射で床やタンクの隙間、 タンクの縁等を洗い流します 約半年間使われていない場所なので特にホコリがたまっていました タンクの下も水で洗い流します 仕込みが始まるとタンク内の掃除は出来ますが、 こういう目
先日、歯のクリーニングをする為、歯医者に行った これまで通っていた歯医者ではなく 知り合いから紹介された歯科医院に行くと 院内は清潔感があり雰囲気も良かった 年に一度はクリーニングをするよう言われていたので 毎年この時期に行くようにしている そして気になる事があった 昨年のクリーニングの時に虫歯が見つかった 治療しますか? と聞かれたのが、その日は忙しく放置していた 違う歯科医院ならどんな事をいわれるのか それも聞きたかった 今回の歯医者でのクリーニングは 今まで
【広島県神石郡神石高原町油木 神雷 日本酒】 神雷の「ひやおろし」が発売されたので 早速4合瓶を買い、頂きました 「ひやおろし」は春先に絞ったお酒を夏の間 タンクで熟成したお酒で、毎年この時期に発売されます 熟成させることでまろやかな味わいになります 夏の限定酒と比べると味が濃く、深みが増しているとも言えます 米の香りも増しており、秋が旬の料理と相性が良いと思います つまみで食べたものは 「茄子の味噌炒め」、「かぼちゃの煮物」 味付けが濃い料理とも合い、さらにお酒の旨
【広島県神石郡神石高原町油木 日本酒 神雷】 酒蔵での仕事が始まり、1週間経ちました 仕込みは11月から本格化するので 今月と来月は蔵の清掃や瓶洗いそして瓶詰めが メインの仕事になります 初日が瓶洗い 2日目が瓶詰めでしたが、これがとても大変でした 一升瓶に1800本普通酒を詰めましたが 4時間休憩なしで続いたので、最後はバテバテでした しかもその日は暑かった 汗は止まらない シャツはびしょびしょ そして僕の担当はお酒の入った一升瓶をケースに6本入れて 所定の場所ま
酒蔵でのお仕事続きです 仕込みは来月から始まります 今月、来月の途中までは仕込みの準備を行います 今日は釜場の掃除と備品を洗いました 半切り(円形の盥のようなもの)にお湯を張り 洗うものを入れていきます 洗うものによってお湯の設定温度も変わります 半切りの中にあるものは洗米で使うネットです 洗米したお米をネットに入れ、浸漬(お米を水に浸す)の 時に使います この時のお湯は約70度 お湯の温度を50~60度設定してで洗い物をし、 80~90度まで上げる時は洗い物と殺菌
【広島県神石郡神石高原町油木 神雷 日本酒】 今年も神雷でのお仕事が始まりました 今年は昨年に比べて10日早い仕事始め 鈍った体で仕事をするのは不安が一杯なので 朝一番はラジオ体操をしてから出勤しました 朝八時のミーティングでは、今期の仕込み計画を社長から聞きます 去年よりタンク1本仕込みが増え、特に11月が忙しくなりそうです 今年最初の仕事は瓶洗いでした 日本酒は瓶に詰める前に瓶を洗う機械に入れて洗浄します 湯気が出ているのが分かりますか? 洗浄機を1周して出てきま
我が家には冷蔵庫が二台ある 一つは家庭用 もう一つは日本酒用 昨年から日本酒の勉強を始めたのだが、 飲みたい日本酒を行ったお酒専門店で買う機会が増え そして時にはネットで日本酒を買うこともあった 目に見えて日本酒のコレクションが増え始めたのは 昨年の秋だったと記憶している 我が家の廊下には日本酒が20本以上並んだ しかし、この時はまだ余裕があった 冷蔵庫で冷やさなくても廊下は涼しいし 暑い時期までにはこの日本酒を飲み干す自信があった 何よりも廊下に所狭しと並ぶお酒の瓶