ヤブタの組み立て

【広島県神石郡神石高原町 神雷 日本酒】

なかなか大変なお仕事でした。

「ヤブタ」は醪を入れ左右両側から圧をかけてからお酒を搾ります
醪からお酒になる過程を見ることが出来ます

空いたスペースにパネルをはめていきます
タワシできれいに水洗いします

パネルの右上はお酒が出てくるところです


パネルの左下から醪を入れていきます

パネルには写真のビニールをかぶせます
向きが決まっており、間違えるとお酒が出てきません
慎重にやります

ビニールをかぶせてヤブタにパネルをはめこんでいきます
だいたい20キロ位の重さでした
右上の金具から醪を入れていきます

パネルは全部で50枚ありました
一枚ずつパネルを洗い、ビニールをかぶせ、パネルをはめこみ
パネルをはめこみ
パネルをはめこみ
パネルをはめこみ

最初の内は新鮮で楽しかったのですが、
10枚、20枚とはめ込むうちに筋肉痛になったり、あまりにも単調で
一緒に仕事をする人と段々会話もなくなりただ、ひたすら作業をしました

ようやく50枚はめ込み完成
ではなく、まだここから別のお仕事でした
上からホースをつなぎます


ここまで3日かかりました
美味しい日本酒が出来るまでは目に見えないお仕事があるんですね

ヤブタの長所は、
醪の注入から搾るまでの蔵人の負担が少ない事
お酒と酒粕をすぐに分離出来る事等あります

昔使っていた槽に比べると随分負担が減ったそうなのですが
準備が大変と教わりました

ただ、まだヤブタの設置は終わっていません

明日はお休みを頂くのでここまでしかお知らせ出来ません

残念


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?