火入れ

【広島県神石郡神石高原町 神雷 日本酒】

先日、火入れ作業をしました

日本酒を瓶に入れた後、湯煎することで品質が安定します
火を入れない生のお酒は香りがとてもフルーティーで良いのですが、
冷蔵保存しないと品質が落ちるので管理が大変です。

写真は水を張ったタンクを温めているところです

少しづつお酒が温まっていきます
温度計が右端にありますが、目を離さないようにして
別の仕事もしています


蒸気が立ち込めます
決められた温度になると、お湯を抜きケースごと
取り出しますが、ここは急いで作業しないといけません

この日は自分一人でこの仕事をやりましたが、
前回、社長からこの仕事を教わりました

社長から
理想の火入れは一気にお酒の温度が上がることだけど、
タンクに張っているお湯と瓶の中のお酒の温度差が
30度を超えると瓶が割れやすくなると教わりました

実際、この後キャップを閉める作業をしたのですが、
閉める台に瓶を置いた途端、瓶が割れてしまいました
置いた場所と瓶の温度差があったのだと思います

辺りには純米大吟醸のいい香りがしましたが
やってしまった感が一杯でした

また、火入れ作業一つ工夫することでお酒の味がまろやかに
なることを聞きましたが、それはこの仕事に慣れてから
教わることになりそうです

奥が深いです

工夫一つで味が変わる、美味しくなる
という話を聞くとどんどん知りたいなと思います

お酒造りはまだまだこれから

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