生貯蔵酒
商品の瓶詰めを行う
今回は生本醸造酒を瓶詰めする前に
一度だけ火入れを行い、商品として販売する
通常、日本酒は二度火入れを行う
一度目はタンクに貯蔵する前
二度目は出荷する前
火入れ・・・日本酒の瓶を約60度のお湯にくぐらせ品質を安定させること
この火入れを行わないのが「生酒」
タンクへ貯蔵する前だけ火入れするのが「生詰め酒」
出荷する前だけ火入れするのが「生貯蔵酒」
日本酒に火入れをしない場合、
フレッシュな香りがとても良いが、
保管に手間とコストがかかる
特に温度管理が大変で、
三輪酒造では生酒は冷蔵庫で保管されている
生本醸造酒をタンクから取り出し瓶詰めを行う
手順一つ一つに細かな気配りがある
お酒を通すホースを熱湯消毒し、
お酒を入れるミニタンクもきれいに洗い
ようやく瓶詰めが出来る
お酒を商品としてお店に並べるまでには
細やかな配慮と本当に様々な行程を重ねる
準備段取りがとてもとても大切
改めて実感した一日でした
そして、生酒の香りがとても良い理由を聞き忘れたので
今度聞いてみよう
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