子供と一緒に大学受験勉強を一部してみた!
2年前の話だ。娘は大学受験生。今迄勉強をまじめにしてこなかったつけが、高3になってでてくる。特に英語。基礎からやらないと駄目なレベル。必死になって勉強している。う~ん。塾に行っているはずなのに…。
私にSOSを出してきた。
「えー。塾の先生にもっと質問したらいいのに。」
「コロナ禍でZoomでの授業だから塾の先生になかなか会えないし、時間も長くとれない」
私も日中は働いているので付き合うことはできない。
とりあえず夜11時から1時間つきあうことにした。
まず単語と熟語を覚えさせるのにDUOを使って一緒に読んで覚えた。
時にはウトウトしてしまう娘を起こしたり、実の入らない娘に対してイライラしたり。
でも、私自身は受験勉強懐かしかった。もう40年前の話だが、自分の大学受験時代を思い出す。あの頃は東京6大学に憧れて、一所懸命勉強していたよなぁ。少なくとも娘よりは。独学で。文化放送の大学受験ラジオ講座だけが頼りだった。
英単語・英熟語はテキスト+カセットテープ版も用意し、文章まるごと聞き取ったものを書きながら発音して覚えた。その頃必死に覚えたので結構今でも覚えているし、社会人になってからも役立っている。
世界史も懐かしかった。意外に中世のヨーロッパの出来事とか覚えている。そして背景とか学び直すとおもしろい。予備校のテキストって効率よくそして意外とおもしろく読めるように工夫されているのね。
あと、驚いたのが大の苦手だった国語。私の苦手だった作家の作品が出題されていたりする。(小林秀雄さん、私はあなたの名前を一生忘れない!私はあなたに何度泣かされたことか)もしかして試験問題を作成している人が同じ年代で受験時代この作者に苦しめられた人?だから??
それはさておき、
共通テストに必要なリスニングも一緒にした。えー。なかなか難しい。
なんでこんなに一捻りある問題ばかりなんだろう。
店の買い物のシーンで
”いくつか商品があり、それぞれいくらで、だけどその中のA商品だけいつからいつまで割引がある。さてでは今どれが得でしょうか?”
なんて一回聞き取っただけじゃすぅーっと頭に入ってこないじゃない。
瞬時に割引後の金額も計算しなくてはならないし。
他にもいろいろ勉強あるのに、今の受験生ちょっと気の毒。
受験結果は希望通りの大学には入れなかったけれど、大学生活を謳歌している。
そしてあれだけ頑張った英語はもうおさらば。😢
私はというと、これがきっかけで
引き続き英語の勉強を続けている。年に3回TOEICのテスト
を受けることにしている。せっかく勉強してきたのだから。
50の手習いとして。
ちょうど今週日曜日に今年2回目のテスト。
前回はリーディングではうまくいったものの、リスニングでどうしても
耳が拒絶して聞き取れない女性の声で、緊張の糸が切れてしまい、点数を前回より落としてしまった。
今回はどちらも点数が上がるよう頑張らなくっちゃ。
200問解くのは大変。精神的には回りが若い人ばかりで、スピードフル回転で解いていく。プレッシャー。私もその頭の回転が欲しい!
そして老眼、腰痛、肩痛などの身体的ハンデがある。終わると満身創痍。
帰りの電車では爆睡。
今度のテストはL&R両方とも点数上がってすっきりした気分で帰りたいものだ。
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