シンプルな英会話成功法則 86.問題発生 ぎこちなさ㉑
中学・高校時代の
「丁寧な英語教育」によって
「厚い壁」が出来上がってしまった。
そしてその厚い壁は
向こう側が見渡せないほど
「濁っている」のです。
「濁り」その1
発音ができないという恐れの気持ち
実際に英語を話し始めると
「通じない発音」が多くて
自信が持てない。
「濁り」その2
聞き取りができないという恐れの気持ち
ネイティブが話す普通の英語が
まるで異次元の世界の言葉
のように感じてしまう。
「濁り」その3
感情を自然に表現できないという恐れの気持ち
ネイティブの大きな身振り手振り
豊かな顔の表情に
圧倒されてしまう。
私たち日本人英会話学習者は
この「厚い壁」と「3つの濁り」に
立ち向かわなければいけません。
「厚い壁」は
ドリルで穴を開けながら
打ち壊しましょう。
「3つの濁り」は
澄んだ真水で
少しずつ薄めていきましょう。
では
ドリルは何でしょうか。
そして
澄んだ真水は何でしょうか。
極超日常英会話に挑戦してみましょう!!
*何度も何度も暗唱できるくらいになるまで大きな声で読んでみましょう。
タイトル86 いつまでできるかな?
仲良しのお父さんとその娘です。
「パパ、おんぶして」って言ってくれるのは
いつごろまででしょう。
もしかしたらその運命の日はもうすぐそこまで
来ているかもしれません。
「このまま大きくならないでほしい」
お父さん:F 娘:D
F: You are heavy now .
D: Am I ? I'm almost 8 .
F: No , no , you are still 7.
D: Well , I said " almost ".
F: You are only 7 years 9 months .
D: No need to be so precise , I think .
F: By the way , how much do you weigh ?
D: Dad , you know it's rude to ask ladies their weight . I am a lady .
F: All right . I'm sorry .
D: Your back is big and warm , dad .
F: Is it ?
まだ8歳じゃないよ7歳と9ヶ月だ、というお父さんの気持ちはよくわかります。
「レディーに体重を聞くのは失礼よ」と言われてしまいました。
娘さんはどんど成長していきます。
うれしいようなさびしいような複雑な気持ちです。
*日本語対訳
お父さん:F 娘:D
F: You are heavy .
(重くなったなあ)
D: Am I ? I'm almost 8 .
(そう?私もうすぐ8歳よ)
F: No , no , you are still 7.
(いや、いや、お前はまだ7歳だよ)
D: Well , I said " almost ".
(ううんと、「もうすぐ」って言ったでしょ)
F: You are only 7 years 9 months .
(お前はほんの7歳と9か月だよ)
D: No need to be so precise , I think .
(そんなにピッタリじゃなくてもいいと思うけど)
F: By the way , how much do you weigh ?
(ところで、体重はどのくらいあるんだい?)
D: Dad , you know it's rude to ask ladies their weight . I am a lady .
(パパ、あのね、レディーに体重聞くのって失礼よ。私はレディーなんだからね)
F: All right . I'm sorry .
(わかったよ。ごめん)
D: Your back is big and warm , dad .
(パパの背中って大きくって暖かいね)
F: Is it ?
(そうかい?)