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30.自分自身を100%信じ切る方法。【FX専業トレーダーへの道】


自分自身を100%信じ切る。


私たちが夢や目標を実現するためには、この要素が必要不可欠だ。


何故なら、それらの実現のために必要な努力やその努力自体を継続する力の根幹が、自分自身を100%信じ切ることにあるからである。


多くの方が、こんなことをいちいち言葉にせずとも理解していることだろう。


しかし、人間の理解とは常に漠然で曖昧模糊としている。


よって、それ自体を理解していることと、それ自体を腹落ちさせて自らの行動にまで落とし込んでいることの間には、常にズレが生じている。


つまり、「自分自身を信じることが大事だと頭でわかっているが、それを心の底から理解して行動で示せている人間は限りなく少ない」というのがこの世の真実なのである。


そして、私はここで断言する。


自分自身を100%信じ切ることができない人間は、絶対に夢や目標を実現することができない。


ただ、こうも断言したい。


自分自身を100%信じ切ることができる人間は、絶対に夢や目標を実現することができる。


無論、これは原因不明の急死や交通事故、その他諸々の不可抗力を除いてのことだ。


少なくとも、何事もなくつつがない日が続いている中で、夢や目標に正しく向かって正しい努力を正しく継続することができれば、それは100%叶えることができる。


私はむしろ、このように強く思うことこそが、自分自身を100%信じ切ることそのもののようにも思える。


「努力が実らない時はあるし、夢が叶わない時だってある」


一度はみな、こういった意見を聞いたことがあるだろう。


これは厳然たる事実であり、変え難いこの世の真理である。


だが、自分自身を100%信じ切るには、もとい、夢や目標を達成するには、この言葉に耳を傾けてはいけない。


「そんな失敗する可能性のことはガチでどうでも良い。俺は何が何でも成功するし、たとえ死んでも達成する。」


このような強い意志をもって、あの言葉を満面の笑みで体内から駆逐する必要がある。


失敗する可能性は確かにある。


それを恐れることも正しい。


しかし、恐れすぎてはいけない。


「努力が実らない時はあるし、夢が叶わない時だってある」


あなたの脳内で、この言葉だけが一人歩きしていないだろうか?


あなたは無意識のうちにこの言葉をあらゆる行動に反映させてしまってはいないだろうか?


例えばFX。


個人的に、FXにおける努力は、他の分野と比べても地味な作業が多いように思える。


よって、継続すること自体にもかなりの難易度がある。


更にここで大きな問題がある。


運における結果が金額として可視化されやすいことだ。


言い換えれば、その結果の責任の全てを運に押し付けてしまいがちなのである。


初心者であっても、適当にトレードして勝ててしまうこともあれば、日々の努力を積み重ねている熟練者であっても連敗を喫してしまうこともある。


しかし、よくよく考えてみれば、これらの事実はどの競技どの分野にもおいても同じではないだろうか?


俗に言う「番狂せ」や「ジャイアントキリング」という現象は、どの業界でも起きている。


野球でも一軍のプロの投手が投げる球から草野球のアマチュア打者がヒットを打てることはあるし、ダウンタウンの漫才よりも8.6秒バズーカのリズムネタの方がウケることだってある。流行り廃りといった時期的なものもあるのかもしれない。


つまり、この世のあらゆる全ての事象は確率の上で成り立っているので、大数の法則を用いて長期的に勝つ視点を持つことが何よりも大切なのである。


であるならば、FXにおける一時的な敗北だって、本来は痛くも痒くもないはずなのである。


しかし、あまりにも巷で「FXはギャンブル」「株価はランダムウォーク」と吹聴されているので、いざ結果として金額が減ったことを目の当たりにすると、「今回は運が悪かった」と簡単に言って、敗北の詳細を直視することから逃げてしまいがちである。


ここで何が言いたいのかをまとめると、


「努力が実らない時はあるし、夢が叶わない時だってある」

この言葉と、

「FXはギャンブル」「株価はランダムウォーク」

この理論が相互作用し、私たちのFXにおける努力を阻んでいるということである。


「FXはギャンブル要素が強くて、更に努力が実るとは限らないから、何十年やっても勝てない時だってある。」


こんな言葉を頭の中で考え続けて、一体誰が自分を100%信じ切ることができるのだろうか?一体誰が努力を継続することができるのだろうか??


少なくともトレードが順調に行っている時は良いが、いざ負けた時には自分を信じ切れなくなってしまい、最終的に努力が続かなくなってしまうのが関の山である。


そしてまさにこの時、私たちがここでしなければいけないこととは、


「失敗する可能性と日々の努力を切り分けて考える」


これだ。


あなたが一度や二度の敗北で夢や目標へのモチベーションを削がれてしまうのならば、それは「夢や努力が実らない時もある」という考えを、普段の努力にまで反映させてしまっている証拠だ。


もっと言えば、自分が日頃行っている努力が、本当に夢や目標に直結しているのかが不安である証拠だ。


よって、これを改善する具体的なアクションとしては、

①自分の人生の中で、何が何でも達成したい夢や目標を期限も含めて一つだけ明確に決める。

②その達成に必要不可欠な努力を紙やノートに書き出す。

③ 実行し続ける。

このような手順を踏んでいただきたい。


これはどこにでも転がっているような極々当たり前の知恵だが、未だに軽視している人が数多くいる。


だが、これを決めない限りは自分を100%信じ切ることができない。


謂わば「北海道でラーメンが食べたい」という目的だけを決めて、沖縄から目隠しでランダムに電車を乗り継いでいるだけである。


これでは北海道のラーメン屋にたどり着く自信はおろか、そもそも北海道、もっと言えば本州に上陸する自信すら無くて当然だ。


具体的に何月何日までに北海道の何処にあるラーメン屋に行くのか、そしてそこへ行くためにどういう交通手段で、何という駅や空港に向かう必要があるのか、いくら掛かるのか、全てが不明瞭である。


まだ水曜どうでしょうのサイコロの旅の方が明確にルートが決まっているだけマシまである。


今挙げた北海道の旅は異常だと思うだろうか?


そう、まさに異常なのである。


明らかに常軌を逸している。


ここで更に異常な事実がある。


私たちは、夢や目標に対してコレと全く同じことをしているのである。


最後に、今回のまとめをしたいと思う。


【私たちが夢や目標を達成するためには、自分自身を100%信じ切ることが欠かせない。しかし、何故か心の底からは信じ切ることができておらず、毎回挫折する。その原因は、「夢や目標、そしてそこに辿り着くためのルートが不明瞭」だからであり、だからこそ少しの失敗を経験した途端に「努力が実らない時はあるし、夢が叶わない時だってある」という言葉に流されやすく、努力を継続することが難しい。よって、目的地と期限とルート、これらを明確に決めさえすれば、否が応でも努力は続けられるし、否が応でも自分自身を100%信じ切ることができる。】




いかがだったでしょうか。


今回は個人的に少しまとまりが無かったように思えるので、また何処かで再編集したものを出すかもしれないです。すみません。


それでも、少しだけでもニュアンスが伝えられたのならば、それほど嬉しいことはありません。


私たちが努力を継続するには、私たち自身が努力を継続しやすいように、明確な目的地と期限、盤石なルートを設けてあげる必要があります。


そして、その目的地、期限、ルートが完璧に合致すれば、日々の努力に絶対的な自信が生まれます。


先程の例で言うならば、沖縄から福岡まで来ていたら、少しでも北海道に近づいているので、正しく目的地へ向かえているという実感が湧きます。何よりその過程が楽しいです。


もっと分かりやすい指標としては、あなたが今行っている努力を1年間続ければ、その夢や目標に近づけるかどうかを毎日考えてください。


近づける、あるいは達成できる絶対的な自信があるのならば、あなたは正しく目的地とルートを設定できています。


逆にここさえできていれば、自分自身を100%信じ切ることは簡単です。


何故なら、既に目的地へ向かっているんですから。


自分自身を100%信じ切る

=明確な目的地、期限、ルートを設定する


このように言い換えることもできるでしょう。


よって、何度も挫折してしまう人は、是非このやり方を継続してみてはいかがでしょうか。


過去には、①努力の続け方のような話と、②どのような夢や目標を設定すれば良いのかという話も投稿していますので、良ければ下記のリンクからどぞ。


では今日はこの辺で。


最後まで見ていただき、ありがとうございました。

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