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さあ漢字検定を受けよう!リテラの先生が漢字検定をおすすめする理由
リテラでは、年度末に漢字検定を実施しています。生徒の皆さんには、12月のこの時期から声をかけ、受検までの約3か月間、しっかりと学習に取り組んでいただくことをお勧めしています。このタイミングでスタートすることが、合格への近道だからです。
しかし、子どもたちからは以下のような声をよく耳にします。
「漢字検定って受けた方がいいの?」
「何級を受ければいいのかわからない!」
「勉強しなきゃいけない範囲が広くて大変!」
また、保護者の皆様からも、以下のようなお困りの声をいただくことがあります。
「学校や塾の宿題で手一杯で、漢検の勉強まで手が回りません」
「毎日、自宅で練習させるのが大変です」
「子どもが漢字の勉強を苦手にしていて、教えるのが難しいです」
こうした声を受けて、リテラではそれぞれの学年や状況に応じて、漢字検定をお勧めするとともに、勉強のサポートを積極的に行っています。
「なぜ漢字検定を受検するべきなのか?」
漢字検定の意義は、お子様の学年や成長課題によって異なるため、一言でまとめることは難しいかもしれません。しかし、漢字を学ぶことはただ資格を取得するだけでなく、国語力全般の向上や自己肯定感を高めるきっかけにもなります。
そこで、リテラでは実際に漢字検定を受検して合格した生徒たちのエピソードを通じて、漢字を学ぶことの大切さをお伝えしていきたいと考えています。これらの成功体験が、勉強に不安を抱えるお子様や保護者様にとって、良いヒントや励みになれば幸いです。
この記事を書いた講師
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漢字検定とは
日本漢字能力検定協会が開催する検定です。
小学校1年生の範囲から出題される10級から超難関1級まで、子どもも大人も幅広い世代が受検することができます。
※各種検定料、受検日、合格基準については協会Webページをご覧ください
小学生が漢検を受検する3つのメリット
①丁寧に字を書くことを覚える
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漢字の練習をしている子どもたちの隣にいると、ついつい口を出したくなってしまうことはありませんか?そして、「もっと丁寧に書きなさい」と注意をすると、子どもと保護者や先生との間で、思わぬバトルが始まってしまうこともあります。
リテラでは、こうした場面を避けるため、例えば以下のように声をかける方法をお勧めしています。
「マスからはみ出していると、漢字検定の採点の人は〇をくれないよ」
このように、きれいに書くための具体的な理由を示すことで、子どもたちに納得感を持って取り組んでもらうことができます。また、「採点の人」という第三者の存在を引き合いに出すことで、子どもと保護者・先生が対立する構図を避けることも可能です。
さらに、「上手な字を書こう」というアプローチは、子どもたちにとっては曖昧でわかりにくいものです。そのため、「検定で〇をもらえる字」の基準を、漢検協会が発行しているテキストや例題を参考に具体的に伝えると、子どもたちの目標が明確になり、より効果的な指導ができます。
②数か月単位の学習予定で中学の試験対策練習
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小学生のテストは、単元ごとに短いスパンで実施されることが一般的です。しかし、中学生以降は定期試験が導入され、何週間も前から計画的にテスト勉強を進める必要があります。
リテラでは、漢字検定の準備期間として3か月をおすすめしています。この3か月という期間を活用してテキスト1冊を終わらせるためには、1日あたり何ページ取り組めばよいかを逆算して計画を立てます。このような長期的なスパンで学習計画を立てる習慣を身につけることで、中学入学後の定期試験の勉強にもスムーズに適応することができます。
③基礎学力の定着 語彙力の向上
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すべての学びには「ことば」が必要です。
ことばを知らなければ、その先にある文章の理解には理解には到達することができません。
例えば、理科で「光合成」を習う際も、漢字を読んで「光を合わせて、何を作ることなのかな」ということがイメージできれば、その仕組みを理解することの助けとなります。
他にも習ってならっていない漢字だけれど、部首を見ればなんとなく意味が分かり、文章を読み進めることができたといった経験は誰にでもあると思います。
漢字の形(結果)だけでなく、部首などの成り立ち(過程)を知ることで培われてきたイメージ力が、考える力の土台なって学びを支えます。
中学生・高校生が受ける3つのメリット
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①高校受験で内申点がアップ!
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漢字検定の資格を保有していると、優遇される学校がたくさんあります。特に高校受験では、多くの私立高校で漢検3級以上の資格を持っていると、内申点に加点されるケースがあります。
そのため、志望校の選択肢を広げるチャンスとして、漢検の資格取得をおすすめしています。漢検を取得することで、勉強の成果が形として残るだけでなく、進学に向けた大きなメリットも得られるのです。
②語彙力の向上
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中高生になると、さまざまな分野の論説文を読む機会が増えます。しかし、「何が書いてあるのか理解できない」という子どもたちの多くは、語彙力の不足が原因です。同様に、漢字を知らないことで古文や漢文の理解につまずくケースもよく見られます。
さらに、語彙力が不足していると、言語習得の基礎技術が十分に身についていないため、英語の学習にも困難が生じます。また、抽象的な概念を理解する思考力が鍛えられていないことが、数学の学習にも影響を及ぼします。
このように、より高度で専門的な学びを習得するためには、語彙力は欠かすことのできない「基礎体力」と言えるのです。
③自学の習慣を身に着ける
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小学生の頃は、毎日の学校の宿題があり、それを保護者や先生がチェックしてくれるというルーティンが整っています。しかし、中高生になると、そのような手厚いサポートはなくなります。日々の予習や復習、定期試験の準備まで、すべて自分で計画を立てて実行していく力が求められるのです。
特に、高校受験や大学受験では、3年間分の教科書範囲を網羅し、さらに過去問にも取り組む必要があるため、数か月から1年以上の長期的なスパンで計画的に勉強を進めることが重要です。
漢字検定は、このような長期的な学習計画を立て、実行する力を養う練習としても非常に有効です。3か月程度の準備期間で計画を立てて目標を達成する経験は、将来の試験勉強にも役立つ貴重なスキルとなります。
リテラに通う生徒さんたちの合格体験記
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漢検の勉強を通して成長した子どもたちの記録です。
それぞれ、学年によっていろいろな悩みがあり、克服をするために努力をしてきました。
受検のモチベーションになれば幸いです。
※学年は漢字検定を受検した当時のものです。
【小学1年生 Tさん】漢字だけでなく勉強そのものに興味を持つようになった
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Tさんは、小学1年生の夏休みに漢字検定10級(1年生修了程度)を受検しました。保護者の方から、「夏休みに何か挑戦させたい」というご相談を受け、リテラの夏期講習と学童の先生の協力のもと、漢字の勉強を進めることになりました。
リテラでは、漢字の成り立ちについて丁寧に学び、学童ではドリルをコツコツ進めるという二本柱の学習方法を採用しました。このような取り組みが実を結び、Tさんは見事に合格を果たしました。
漢検合格をきっかけに、Tさんは勉強に自信を持ち始め、次第に他の検定や学校のテスト勉強にも積極的に取り組むようになりました。この成功体験は、Tさんにとって大きなモチベーションとなり、学びに対する興味を広げる良い機会となったのです。
【小学3年生 Oくん】 字を綺麗に書くようになった
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小学3年生のOくんのお母様から、「漢字の読み書きは問題ないけれど、上手に字を書けるようにならない」というご相談をいただきました。学校の先生やお母様が注意をしても、一向に改善されず困っていたとのことです。Oくんは、好きなことにはとことん頑張る一方、興味の湧かないことには注意が向かないタイプでした。
そこで、リテラではOくんに漢字検定の勉強を始めてもらいました。指導のポイントは、「もっと上手に!」といった抽象的なアドバイスではなく、カラーマスノートを使って字の形の具体的なポイントを伝えることでした。「トメ、ハネ、ハライがきちんと書けていないと、漢字検定で〇がもらえないんだよ」と伝えることで、基準をあくまで「漢字検定」に置きました。これにより、Oくんと講師が正面から対立することなく、合格という共通の目標に向かって一緒に勉強する「仲間」としての関係を築くことができました。このアプローチをリテラでは「学習同盟を結ぶ」と呼んでいます。
安心できる学習環境の中で取り組むうちに、Oくんは意外な一言を口にしました。
「勉強したり字を書いたりするのは、早くやらないといけないと思っていた。でも、ゆっくりやった方がよくわかるし、字もきれいでいい!」
自信に満ちた笑顔でそう話すOくんの姿は、努力の成果が実を結び始めた証でした。このような経験が、彼にとって学ぶ楽しさと自信を育む大きな一歩となりました。
【小学6年生 Sくん】中学受験に向けてコツコツ計画的に
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小学3年生から大手進学塾に通い、中学受験を目指してきたSくん。保護者様も「語彙力はすべての勉強の基盤」と考え、小学1年生の頃から漢字検定の受検をサポートしてきました。
しかし、4年生の夏休み前の面談で、「今後どのペースで受け続けるべきか」「飛び級をした方がいいのか」「何級まで取ればよいのか」と、保護者様が悩んでいることを講師に打ち明けてくださいました。そこで、中学受験では小学校で習う範囲が基本になることから、「5級まで合格できていれば十分」とお伝えしました。その上で、以下のスケジュールを提案しました。
4年生の学年末に7級(4年生修了レベル)を受検
5年生の夏休みに6級(5年生修了レベル)を受検
5年生の学年末に5級(小学校修了レベル)を目指す
このプランは、10級からコツコツ受検し、漢検の学習に慣れていたSくんならこそ実践可能と考えたものでした。
その後、Sくんは目標に向かって順調に6級まで合格を果たしました。しかし、5年生の学年末で挑戦した5級は難しく、不合格に終わってしまいました。それでも諦めることなく、6年生で受験勉強が本格化する前に合格したいと決意。一か月後、Web受検に挑戦し、見事合格を果たしました。
この経験を通じて、Sくんは失敗しても努力を続ける大切さを学び、目標に向かって進み続ける強い意志を育むことができました。
【小学6年生 Aくん】 中学受験はしないけれど、目標を持って勉強をしてほしい
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小学6年生のAくんは、お兄さんが通う地元の公立中学に進学することが決まっていました。しかし、お母様は面談で「中学受験を経験した同級生と学力面で差がつくのではないかと心配です。また、小学生最後の年に何かに打ち込む経験をしてほしい」とご相談くださいました。
Aくんはすでにバスケットボールと英語の習い事を頑張っていることを聞いていたため、その二つで目標を立てることを提案するとともに、リテラでは漢字検定に挑戦することをおすすめしました。中学校の定期テストは、小学校の単元テストと異なり、日々の予習復習と、数週間単位の長期的な学習計画が必要です。しかし、多くの子どもたちはこうした計画を立て、実行することに慣れておらず、中学校生活の最初で苦戦しがちです。
そこで、Aくんには、小学生の間に「目標に向かって計画的に勉強を進める力」を身につけてもらうため、漢字検定に取り組むことを決めました。Aくんは学校以外で試験を受けた経験がなかったため、受検に対して不安を抱えていました。そこで、教室で10級から過去問を解き進め、必ず合格できる自信のある7級からスタートするようにしました。
結果、Aくんは6年生の学年末に5級に見事合格!その後も努力を続け、中学2年生の夏には3級に合格することができました。現在は、高校受験に向けて準2級の受検準備を進めています。
この経験を通じて、Aくんは自信を持ち、計画的に努力する習慣を身につけました。これからもその力を活かし、さらなる目標に向かって進んでいくことでしょう。
【中学3年生 Yさん】 高校受験を目指して
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高校受験を控えた中学3年生の夏休み前、1学期の成績が振るわなかったYさんは、2学期も成績が上がらないのではと焦っていました。
そこで、講師から漢字検定の受検をおすすめしました。
高校受験では、漢字検定3級以上で内申点に加点して、推薦入試の際に優遇してくれる学校がたくさんあります。
勉強のことで自信を失いかけていたこともあり、漢検の合格が自信の回復のきっかけになればという願いもありました。
限られた期間と言うこともあり、夏休みの間、3級のテキストを2回解くことを目標に1日の取り組みページ数を決め、授業のたびに進度を確認しました。
すると、他教科のワークも同じようにペースをつかんで自宅で勉強ができるようになっていったそうです。
自宅学習が波に乗るようになったYさんは、夏休み中に見事3級合格! さらに推薦入試の加点になるようにと準2級にチャレンジし合格することができました。
そして、高校受験も第一志望の学校に推薦入試で合格を頂くことができました。
【高校3年生 Kさん】 保育士になる夢を叶えたい
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将来は保育士になりたいと夢を持ち、短大進学を目標にしていたKさん。しかし、Kさんには悩みがありました。
それは漢字が苦手ということです。
先生になるのに漢字が苦手では、連絡帳や手紙を書く仕事で困ってしまうのではないかと、講師に相談してくれました。
夢に向かって自信を持って歩んでもらえるよう応援したいと、Kさんに漢字検定の受検を提案してみました。
すると、「実は小学5年生ぐらいから漢字が苦手で、そこからやりなおしてもいいですか?」と話してくれました。
そこで、1年後の高校3年生の夏休みまでに2級合格を目標に、さっそく6級から勉強をスタート! 実際に受検をしたのは3級、準2級、2級の3回でしたが、6級から4級の勉強で手ごたえを感じていたからこそ、順調に合格を積み上げていくことができたようです。
現在、保育士として働くKさん、教室に遊びに来てくれる度に、漢字検定を頑張った話をしてくれます。
よくある質問
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Q何級をうければいいですか?
中学受験を目指すお子様の場合
5年生の3月、もしくは6年生の夏休みまでに5級(6年生修了)を目指しましょう。
6年生の夏休みには志望校の過去問題が始まりますので、その前には漢字の学習は終えておくと安心です。
高校受験を目指すお子様の場合
中学2年生の3月、もしくは中学3年生夏休みまでに3級(中学修了)を目標にします。
2学期の成績が志望校へと送られます。内申点への加点を希望してしている場合は夏休みまでに合格していると安心です。
ただし、リテラでは生徒たちに何級からうけてもOK!大丈夫だよとお声かけしています。
生徒たちの体験記にもあったように、高校生で6級から受検を初めてコツコツ力を伸ばし、最終的に目標級に合格した生徒もいます。
また、漢字を1から勉強しなおしたいと10級から受検した中学1年生の生徒もいます。
大切なは、背伸びをせずにお子様の状況や理解に応じた級を受検すること。
実際の学年よりも若い級を受検するのが恥ずかし場合は、学校や塾ではなく一般会場での個人受検もおすすめです。
Qどんなテキストをがいいですか?
リテラでは、日本漢字能力検定協会の教材をおすすめしています。
漢字検定公式Webサイトにはタイプ別の教材が紹介されていますので参考になさってください。
リテラでは「毎日コツコツタイプ」の『漢検 漢字学習ステップ」を使用しています。
Q直接テキストに書き込んだ方がいい?
実は、テキストを見ながらノートに書き写す作業は、子どもたちにとって想像以上に大変な作業です。
マルチタスク能力や集中力がまだ未発達の段階、特に小学校低学年の間は直接テキストに書き込むことをおすすめしています。
「漢検 漢字学習ステップ」は7級まではB5のワイド版があるので書き込みもしやすいです。
どの級に関しても、リテラでは、書き込みがしやすいように、また繰り返し使えるようにテキストのコピーをおすすめしています。
また、テキストを繰り返したい場合は、オレンジペンや、暗記ペンを使って書き込むよう指導しています。
Q丸付けはだれがしたほうがいいですか?
「できれば自分でやらせたい」
「はやく自分の力で丸付けをできるようになって欲しい」
保護者様からこのようなご要望を伺います。
ただ、リテラでは、小学校4年生までは保護者様が丸付けするのをおすすめしています。
思考の発達段階として、まだ自分を客観的に捉えることは難しい年ごろです。それに、「凪の4年生」とも言われるように、大人のいうことを素直に聞き入れることのできる時期でもあります。
5年生以降、思春期に入り始めたあたりから、保護者と勉強をすることがむずかしくなってきて、丸付けを嫌がるようになります。その前に、丸付けの方法を伝えておくこと、そして、「自分でやりたい!」と言い始めたら、心配かもしれませんが本人に任せていきましょう。
ただし、学習している姿や、頑張りに対してのフィードバックは、子どもたちのモチベーションにつながります。
学年問わずできるだけ「よかったところ」+「改善点」のフィードバックをしてあげてください。
Q辞書を使って一人で勉強して欲しいけれどできません
国語辞典は、子どもの学年にあったものを出版されていますので、小学生の間から頻繁に使っているご家庭も多いと思います。
ただ、辞書を使っての学習が本格的になるのは中学生からと考えていいと思います。
小学生の間は、辞書を引いても、文章中にまた分からない言葉でてきて、引き直しを繰り返しているうちに嫌になってしまうということも起こります。
特に、熟語の場合、読みが分からなければ漢字辞典を引かなければならず手間がかかりますし、辞書を引けたとしても、文章を読んだだけで言葉の意味を理解することは難しい場合も多々あります。
時間はかかりますが、子どもたちが言葉の意味や用法をイメージしやすいよう、保護者が直接ご自身の経験やたとえ話、例文を踏まえて教えてあげる方法が生きた言葉を学ぶ方法としておすすめです。
中学生以降は、ぜひ、電子辞書を使いましょう。
スマホでも調べることはできますが、ついつい遊んでしまう危険もあります。
他にも電子辞書がおすすめの理由として、軽い、速い、辞書をまたいで調べられるという点もあります。
どうしても紙の辞書を使わせたい場合は、自宅で使う用の辞書と、持ち運びしやすいポケットサイズものをセットで購入することをおすすめします。
Q漢字学習のおすすめ教材を教えてください
リテラでおすすめしている漢字学習の教材3つを紹介します。
①カラーマスノート
4つの色で区切られたマスを使って文字の形を学んでいきます。
「黄色いマスでとめる」など、子どもたちにわかりやすい具体的な書き方の指導ができます。
②ミチムラ式漢字カード
漢字が苦手で覚えられない、鉛筆で文字を書くことを苦痛に関している子におすすめです。「何度も書かない、唱えて覚える」漢字の部品の組み合わせ方を唱えて覚える漢字の学習法です。
③となえて かく 漢字練習ノート
書きかた練習では、書き順をとなえながら書くことで負担なく覚えることができます。
なりたちでは、可愛い絵とともに漢字の意味や組み立てが解説されています。
読みかたと書きかたの問題では、一つの「おはなし」になっているので、漢字の用法をイメージしながら学ぶことができます。
Q検定に落ちてしまった時になんと声かけであげればいいですか?
合格点ギリギリの点数でおちてしまった時は「チャンスだよ!」と声をかけます
合格点ギリギリの点数で合格の場合、次の級を受検するのはかなり危険です。
受検した級で習得すべき漢字を取りこぼしている可能があります。
残念だけれど、ギリギリの点数で合格して、理解が不十分のまま次の級に進むよりも、もう一度勉強をし直して、理解を深めていく方が長い目でみていい結果につながるよと励ましてあげましょう。
大幅な失点でおちてしまった時
本人も落ち込んでいると思いますので、まずは話を聞いてあげましょう。
二度と受けたくないという気持ちにならないように、「本番は緊張していて、忘れてしまった」など子どもの言い分を聞いてあげるが大切です。
検定の結果表には、それぞれの問題の達成度や弱点補強のアドバイスが載っています。
結果表をみながら、できたところを褒め、苦手なところの対策を一緒に調べるなど、次の受検に向けて前向きな姿勢を作っていきましょう。
Q全然勉強してないから落ちるのが目に見えている場合、受検を辞めさせるべきか?
勉強ができなかった理由について一緒に考えてみましょう。
特に、受検級が子どもの力にあっておらず、勉強が難しいと感じていた場合、周囲の助けが必要です。
学校や塾で受検する場合、級の変更が可能な場合がありますので、ぜひ、担当の先生に相談してみましょう。
また、検定は長い目で見れば、自分で結果を引き受けていく経験を積んでいく貴重な機会です。
保護者としては、合格できない現状にやきもきすると思いますが、子どもの受検だと割り切って会場へと送り出してあげましょう。
Q飛び級してもいいですか?
飛び級はおすすめしません。
例えば、5級の問題には6級以前の漢字が出題されることがあります。
実は、私も3級を合格後、準2級を飛ばして2級を受検した際、準2級の配当漢字が分からず、焦った経験があります。
この経験からも、飛び級はせずに、きちんと合格をしてから次の級に進むことをおすすめします。
高校受験など目標級の取得までにタイムリミットがある場合は、「漢検CBT受検」をおすすめします。
個人受検や準会場のように検定日に限定されずに、都合のよい日程を選んで受検できます.
結果は検定後10日程度分かるので、受検生におすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
漢字検定の受検を迷っていた方が「挑戦してみたい!」と思えるようになってもらえれば幸いです。
リテラでは期間講習中に、漢字検定の学習をサポートいたします。
ぜひ、一緒に漢字の勉強をスタートしましょう。!
リテラに通ってみたい!
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オンライン授業をうけてみたい!
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リテラの最新情報がほしい!
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