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【最高すぎる】ゆびさきと恋々第5話『こたえ』観ましたー。

 Netflixでゆびさきと恋々第5話『こたえ』観ましたー。今回は前回のコストコデートの後、そのまま逸臣の自宅マンションにお呼ばれ、(見方によってはお持ち帰り)された雪が、ご飯(ピザ)を御馳走になりつつ歓談するところから始まりました。
 逸臣の両親は海外在住のため不在で、好意を抱く異性の無人のプライベート空間に足を踏み入れることになった雪。ドキドキですね。

意識して、緊張する雪

 今回も男性の自分が観ても集中力が切れることなく視聴できた傑作回でしたので、記録していきたいと思います。 

内容前半のあらすじ

 食後に「今日楽しかった?」と訊かれ手話で返した雪に対し、「俺も楽しかった」と言って雪の手で『楽しい』の手話をやる逸臣

 ふたりっきりの空間でスキンシップをはかられ、一気にエロいことに発展して抱き締められることを覚悟した雪ですが、逸臣はスマホを取り、雪に見せるように肩に手を回す形で、『雪って一緒にいて眠くなるって言われたことない?』と尋ねます。
 雪がどういう意味なのか分からずにいると、『落ち着くから』と、続けて文字を打ち込みます。

 雪は好かれようとする態度を意識的にとっているわけではないので、逸臣と自分は波長が合うのかな?そうだったらいいな…と感慨に浸り、包まれているような、守られているような気分になります。
 
 その後、逸臣は年の離れた妹の写真を見せてくれます。その際に、雪が『家族はどちらにいるんですか?』と筆談すると、逸臣は『ドイツ』と書いて教えてくれました。

三年前の写真とのことです。左が19歳のときの逸臣で、右が父上でしょうか。
七五三の時だと言っていたので、最低でも12歳離れていますね。

 雪が逸臣の家族と、ドイツ語が話せるようになった経緯について尋ねたので、今度は逸臣が雪の家族と手話について触れていきます。
 逸臣が『家族って手話うまい?』と書くと、雪は『私の家族は手話は使わないです。スマホとか筆談とかジェスチャーとか、あとは口話を使います』と答えました。

 口話法とは…
 補聴器を使って残存聴力を活用しながら、相手の唇の形や動きを見て話す内容を理解し、同時に自ら喋ることができるような発声訓練を行う教育方法のことです。

DINF障害保健福祉研究システムより

 雪の口話の練習方法を聞き、その努力に感心する逸臣ですが、雪が声を出すのは家族の前だけだと伝えられ、残念に思いました。
 なぜ外では声を出さないのか不思議がる逸臣ですが、実は雪は聴覚障がいゆえに”昔周りから声が変だって言われたことがある”という明確な理由がありましたが、それを逸臣に言って重い空気にするのが嫌なので、ただごめんなさいと笑顔で謝りました。

 すると、逸臣は別室から世界中の紙幣、硬貨、雑貨を持ってきました。それらは、いつぞやコインランドリーで見せると約束したものでした。
 約束を覚えていてくれたことに感動する雪ですが、雪を喜ばせようとおどける逸臣の様子が何だか嬉しくて、思わず声を出して笑ってしまいます。

笑い方に人柄や品性が出ますね…

 家族以外の前で思わず声を出してしまった自分に驚く雪ですが、逸臣が受けた衝撃は雪以上であり、もっと笑わせたいと感じます。

心の中に何かがこみ上げた様子の逸臣

 自分の声が変ではなかったか心配になって逸臣に確認すると、逸臣は「いや、可愛かった」と率直に感想を口にしました。 
 ますますいい雰囲気になるふたりですが、そこに逸臣に好意を寄せる高校時代のクラスメートの美女、エマが訪ねて来るのでした。

逸臣の部屋から可愛い女の子が出てきたことに動揺するエマ。
負けまいとこれ聞きよがしに「この間は泊めてくれてありがとう!」と大声で口にし、鍵を返します。

感想

 今回は控えめに言って、神回でしたね。逸臣の雪に対する言葉と行動は完全に彼女にやることですし、性的な関係になる前にお互いの家族に触れるあたり、真剣さと誠実さを感じました。
 意外だったのは逸臣は3年前の時点では黒髪だったことと、年の離れた妹がいて家族の立場的には兄のポジションにいることでした。逸臣の過去が気になる回になりました。
 
 この作品を観ていると、人が人を好きになるのは結局のところ、相手から伝わってくる雰囲気がすべてではないのか、と考えさせられます。
 雪はコミュニケーションに難があるため、人の言葉を健常者よりはるかに深く受け止めます。自分が話を聞いてほしいからこそ、相手が発信するメッセージに調和傾聴するというスタイルです。

 雪は応援したくなる女性です。一方のエマは、美人で逸臣を巡る恋敵的に圧倒的に有利な状況にいるように思えます。
 今後の展開が非常に楽しみです。このアニメ二期はあるのですか!?というレベルに好きの度合いが高まっています。お読みいただきありがとうございました。

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