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東山彰良の魅力

「わたしはわたしで」6篇の短編が収録された一冊を読み終えた。 相変わらず良い文章を書くなと、読んでいる途中に思わず本を閉じ感嘆することがたびたびあった。 これは書評ではなく、東山彰良についての記事だ。 彼の書く、ときおり挟まれる教訓めいたセリフ、異国のことわざ、一人語りに、本を読んでいる自分のこのカオスにまみれた人生に対して、ほんのかけらでも意味を見出すことができる。そんな瞬間がたまらなく好きだ。 ダイアローグとモノローグの天才 話は逸れるが、人生とはなんだ。 僕は人生で

    • 【書きかけ】自己啓発本:アホイマン著の「超思考実現術〜思考は現実化する〜」を実践したら人生が好転した

      昔から人と目を合わせて会話をするのが極端に苦手だった。 小さい頃よく学校の同級生に指摘された記憶がある。 なんで目を合わせないの?どこ見てるの? その度にショックを受け、目を見て話す努力をしたが、大人になるとそれを誰も言われなくなったので「ようやく治ったのか」とホッとしていた。しかしそれは誰も指摘してこなくなったのが事実なのだと改めて気づいてまた落ち込んだ。 そう気付かされた最近のエピソードがある。 友人の結婚式に招待されたのだが、スケジュールが合わず参加できなかったのでビ

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