肩の痛み 四十肩 五十肩

こんにちは。
世田谷SY整骨院、齋藤です。

今回は肩の痛みのお話をしていきたいと思います。

よく言われる四十肩、五十肩ってどういう症状が出たら言うのか、、、?
はっきりした定義はないです💦
肩の痛みが出ると皆さん大体、四十肩になりましたと言って来られる方も多いです。

肩関節周囲炎ともよく言われます。
段階としては簡単に分けると三段階ありまして
『炎症期→拘縮期→回復期』
と言うようになります。

炎症期
この時期はとにかく何もしていなくても痛みが出てしまいます。
夜寝る時なども動いてなくても痛みが出てきしまいます。
この時期は無理に動かさずに安静にするのと電気治療で炎症を落ち着けたり、病院などで注射などを打ってもらうのも一つの手だと思います。

拘縮期
この時期に入りますと安静にしている時の痛みは落ち着いてきますが、とにかく動かなくなります。
外にあげてくるのもペンギンの手みたいな感じに少ししか開けなくなってしまいます。
炎症自体は落ち着いているので周りの固くなった組織をほぐしたり、ご自身でもしっかりとエクササイズをしていくと動きの改善につながります。

回復期
自然と肩の動きが出てくるようになります。
ただし長い間拘縮期が続いてしまったりしていると正しい肩の動きなどは失われてしまってある可能性はあります。
日常生活に影響がなければいいとは思いますが!しっかりと診て貰って正しい動きが出ているのかどうか確認するのもいいと思います。

私の診ている患者様では拘縮期で施術をした時はすごく動きが出て、痛み自体もかなり下がるとおっしゃっていただきました。
ただ次の施術の時は少し戻ってしまって、中々前に進んでいかないと言う状況でした。
確認していくとやはり中々ホームエクササイズをやる時間がないとのことでした。
ただある時、久々に仕事を始めて毎日エプロンをする生活が始まったといいます。
そうすると後ろに回らなかった腕がどんどん後ろにしっかりと持っていけるようになったと仰ってました。

何が言いたいかと言いますと、普段の動きの中でやらなきゃいけない動作として、無理のない範囲で毎日続けていくと固くなっている組織や筋肉は動かしやすくなってきくると言うことです。
その方は働き始めてエプロンをしなきゃいけない状態になったことで嫌でも腕を後ろに回すようになりました。
最初は少し痛みもあってキツかったそうですが、今は普通に後ろで結べるようになったそうです。

動き自体は出せるはずなのに、脳が痛みをインプットしていて正しい動きを忘れていることもあります。

拘縮期にしっかりと治療をして、硬くなりすぎないように正しい動きを出すことが大切なのでほっておかないでしっかり一度診て貰ってもいいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?