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50代は更年期 60代はポスト更年期へ突入か⁉️


「ポスト更年期」
私が更年期障害で苦しんでいた7年程前には聞かなかった言葉だ。


先日、更年期障害の時に始まったGSM(閉経関連泌尿性器症候群)の症状が数ヶ月ぶりに出たので、初めて女性泌尿器科へ行ってみた。
なぜなら、7年程前の更年期障害の頃のGSM(当時は萎縮性膣炎と呼ばれていた)は、婦人科的な症状だけだったが、ここ数年は泌尿器科的な症状が絡んでくるからだ。
今度、GSMの症状が出たら、女性泌尿器科へ行ってみようと思っていた。


ここ数年、血尿などの症状があると近所の泌尿器科へ行っているが、検査をしても異常が見つからず、どうも原因がGSMではないかとの事。
近所の泌尿器科の男性医師はGSMを知っていて親切だが、原因が泌尿器科なのか婦人科なのかはっきりしないので、結局婦人科にも行く事になる。
女性泌尿器科だと両方を診てくれるし婦人科も備えているので、今度症状が出たら女性泌尿器科へ行ってみようと思っていた。

というわけで、いざ、女性泌尿器科へ。

初めて行った女性泌尿器科は3階にあり、2階に婦人科がある。
2階で降りる方が多かったので、泌尿器科は少ないんだなぁと思っていたら、3階には若い方から高齢者まで10人ほどいらした。
女性泌尿器科だから女性がいるのは当たり前だけど、近所の泌尿器科は男性ばっかりだったので、なんだか嬉しくなってしまった。

いくつかの検査をして、「GSMですね」と言われた。
やっと、はっきりと言われた。

今までの治療法とさほど変わりはないが、泌尿器科?婦人科か?という迷いは軽減されそうだ。
ただ、通うかどうかは、相性もあるので何回か診察を受けてみて決めようと思っている。
慎重な私である…

そして、この病院は『ウロギネ外来』を始めたとの事。
『ウロギネ』とは、ウロロジー(泌尿器科)とギネコロジー(婦人科)を組み合わせた造語だそうだ。
『ウロギネ外来』では、泌尿器科と婦人科の境界領域を診察するようだ。

私が更年期障害で困っていた7年ほど前と比べて、女性の体や女性ホルモンについて情報がオープンになった。
この病院のように、男性と分けて女性の体を診ようと頑張っていらっしゃる医師が増えている。
本当に素晴らしい事だ。

この女性泌尿器科に行って2日後、私は久しぶりに膀胱炎になった。
なんというタイミング…
発熱もあったので、インフルエンザとコロナの検査を受けたが陰性。
ひどい膀胱炎だと熱も出るようだ。
女性泌尿器科で抗生物質が処方され良くなったが、GSMがあると膀胱炎になりやすいようだ。
なので、GSMについては今後定期的に診ていった方が良いとの事。

婦人科なのか泌尿器科なのかわからない症状になってしまった。
というわけで、私もポスト更年期へ突入したようだ。

私は、更年期障害になった時、やる気がなくなり、体が怠くなり、萎縮性膣炎になり、手の指が痛くて動かせなくなり、喘息になり、背中が痛くなり、排尿痛になり、喉がつまり、眠れなくなったり、腰痛になり(これは若い頃から)、太り(笑笑)などなど、あらゆる症状を経験した。
女性ホルモンの偉大さを痛感したものだ。

女性ホルモンは偉大だが、乱れたり減った時はちょっと厄介。
生理痛で毎月辛かったり、更年期で女性ホルモンが減りあらゆる症状が出たり、結局、女性はいくつになっても女性ホルモンに左右される。

そんな時の為に女性クリニックが増えて、生活の質が落ちないような方法が見つかって、安心して社会生活が送れるようになってほしいと心から思う。

だから!女性ホルモンに優しい社会を目指したい。


私はこれからはポスト更年期。
さて、どうなることやら。

老年期と言われるよりは、まぁいいか。


最後までお読みいただきありがとうございます。
少しでも参考になれば幸いです。


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