シュタイナーによる瞑想の言葉(その70)
1日は夕方に始まる、とシュタイナーは言っています。夕方6時に始まるとすると、朝6時が1日の中間地点ということになります。午前零時は前半の、正午は後半の中間地点ですね。その日は神の下で安らいだ後、存在の外殻(感覚の世界)へと歩み入るわけです。ところで、一般に、食べたものが最も「身につく」のが午前2時頃で、最も「身につかない」のが午後2時頃であると言われます。太りたくなければ、その日の食事は午後2時頃までに終えて、夕食をとるのは止めておきましょう!
Abends:
Es tritt bewusst mein Ich
Aus dem Reich der Daseinshüllen,
Zu ruhen in der Welten Wesen.
Ins Göttliche strebet es.
Gewinne Seele dieses Reich:
Des Geistes glänzend Wogenmeer
Des Lichts erstrahlende Gebilde.
Morgens:
Lichterstrahlende Gebilde,
Glänzendes Wogenmeer des Geistes,
Euch verliess die Seele.
In dem Göttlichen weilte sie,
In ihm ruhte ihr Wesen.
In das Reich der Daseinshüllen
Tritt bewusst mein Ich.
夕に:
私の自我は意識的に歩み出る
存在の殻の領域から、
世界存在の中で安らぐために。
それは神の中へと努力する。
魂よこの領域を勝ち取れ、
霊が輝く波打つ海と
光を放つ形姿の領域を。
朝に:
光を放つ形姿、
霊の輝く波打つ海よ、
魂はあなた方を後にしました。
それは神の中にあって、
その本質はその中で安らぎました。
存在の殻の領域へと
私の自我は意識的に歩み入ります。
(「詩と瞑想」より、私訳)