いけばな歳時記 ローゼル
17世紀、貿易風に乗った西アフリカ~インド・マレー航海で西インド諸島や中南米に広がったフヨウ・ハイビスカスの仲間。花は一日花ですが、赤・淡緑・白の実部分は、ハーブティー・ジャムに、いけばなではベニアオイの名でも知られ、持ちも良く水から離しても使えます。
上作はローゼルを花器の外に出し、クラフトテープを引っ掛けてドラセナを差し込んだ異質素材を混ぜた構成。→広瀬テキスト79p。
上左 ローゼル・キク・ハランの色彩対比→広瀬テキスト59p。
上右 ローゼル・キク・ドラセナの混ぜさし。→広瀬テキスト48・50p。
上左 ローゼル・ドラセナ・ヒガンバナ・ハランの色彩対比→広瀬テキスト59p。
上右 ローゼルとキクによる並列リズム的構成。→広瀬テキスト64p。