いけばな歳時記 ハナズオウ
中国原産、春先葉の出る前の枝に直接たくさん濃いピンクの花をつけるマメの仲間。スオウとは遠縁で染色にはふつう使いません。
上作は下に左右にアカメカシワを配置し、上下にハナズオウを配置した協奏的構成→広瀬テキスト50p。
上左は、2019年日本いけばな芸術中部展のデモンストレーション、投げ入れ基本花型立真型の見本作ですが、濃ピンク・黄・緑・白の華やかな花材で色彩を強調した作になっています。
上右も、下に淡青紫・淡黄~淡ピンクのマッスを作り、間を置いた上に濃ピンクのハナズオウを伸ばす色彩的な構成色彩構成→広瀬テキスト67p
上左 濃ピンクのハナズオウ・中央にハクモクレン・左にアカメカシワで、枝もの三種で枝先の振りを変えた主材の方向性(遠心)→広瀬テキスト48p
上右は、ハナズオウ・アカメカシワを斜め前後に対比→広瀬テキスト53p
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