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いけばな歳時記　ハボタン

広瀬典丈

　ハボタンは18世紀日本で、結球せず縮れたキャベツ・ケールの重なった葉を花に見立てて、観賞用に作出されました。→ナバナ参照
　寒さに当て、葉が白・クリーム・紫・赤・ピンクなどに色づいたものが、冬～初春に出荷されます。
　上作は、球状に包み閉じたレンギョウの枝の中に、トウミョウ・ハボタンを加えたマッス的構成→広瀬テキスト57p。

上左　キウイツル・ハボタン　掻き落し 花器(常滑)                             
　　 　 　　 上右　ドラセナ・ハボタン・スターチス・ポインセチア　下絵白釉花器(富本泰治)

　上左　キウイツルの動きを使ったリズム的構成→広瀬テキスト64～68p
　上右　ハボタン他4種花材の縦重ね縦長・色彩構成→広瀬テキスト53・67p

上左　サザンカ・ハボタン　白釉花器2つ　                           　　 　 　　
　　　　　上右　マツ・ツルウメモドキ・ハボタン　黄マット釉花器・白マット釉花器(草月蘭)


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