いけばな歳時記 スズメウリ
スズメウリはカラスウリに似たつる草。日本各地の野原・水辺に自生するものは晩秋にかけて黄緑→白に色づく小さな丸い実をつけます。
最近人気の緑~赤に白じま模様が入るオキナワスズメウリは、沖縄から太平洋地域に分布する熱帯種。作り物のような華やかさが売りです。
上作例は、アカメガシワ枯れ葉・ニシキギ・オキナワスズメウリを透明ガラス花器にいけています。→広瀬テキスト81p
上左 左にスズメウリ、中心線上にカラスウリ、右にオリエンタルリリーを置いた縦長・マッス構成→広瀬テキスト53・57p
上右 ガラス水盤に構成タケ枝を置き、グロリオサ・カラスウリ・スズメウリを絡めたマッス構成→広瀬テキスト57p
上左 ハボタン・オキナワスズメウリによる縦長の構成→広瀬テキスト53
上右 透明ガラス花器にボクを入れ、紅葉とオキナワスズメウリを絡めたマッス構成→広瀬テキスト57・81p