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いけばな歳時記 シャクヤク

 シャクヤクは北中国原産で7世紀頃日本に伝来。ボタンの樹木性に対してシャクヤクは多年草。いずれも古くから中国絵画磁器の意匠として登場。シャクヤクバラと思った西洋では、バラの栽培化にも一役買っています。
 水揚げには下葉をかなり上まで取り除くのがコツで、花咲きも早くなります。もっと早く咲かせたいなら新聞紙で包んで湯上げ(50°c)も有効です。
 上作例
は青葉になったアカメガシワの葉の緑と白いシャクヤクを対比させています。「対比による構成→広瀬テキスト52・57~59p

                上左 アリウムリー・シャクヤク 黒マット釉楕円水盤(大津寄花堂 )
             上右 ニシキギ・シャクヤク・シャガ ガラス花器       

 上左は「自然調の基本」研究会の見本花。→広瀬テキスト45p
 上右は横添え木留めの説明花。↓YouTube動画→広瀬テキスト50p

              上左 アカメカシワ・シャクヤク・キリシマツツジ 黒マット丸花瓶          上右 枯れソテツ・シャクヤク・ボク ガラス花器     

 上左は「投げ入基本立真型日本いけばな芸術協会デモンストレーション。↓YouTube動画→広瀬テキスト25~27・40p
 上右は枯れソテツシャクヤクボクを配した自然調


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