見出し画像

いけばな歳時記 タニウツギ

 タニウツギは、日本列島自生の落葉広葉樹晩春初夏咲きます。
 近縁のハコネウツギニシキウツギも同様の分布で、ベニウツギタニウツギ園芸種。それぞれの違いはわずかですが以下各所にあります。
 花色は、①タニウツギピンク、②ベニウツギ濃紅、③ハコネウツギは初めから濃紅ニシキウツギは初めから紫紅に変化。
 葉形は①②が葉元が広い卵形楕円、③は先端が広く先が尖った楕円、④は先が尖った楕円
 上作は、自然調一種いけ→広瀬テキスト45~4975p

  上左 ベニウツギ一種 緑釉花器(常滑)           
              上右 ベニウツギ・ハウチワカエデ 赤巻き投入花器(大津寄花堂)

上左 横長一種いけ→広瀬テキスト53・75p
上右 ハウチワカエデベニウツギ協奏的二方向対比→広瀬テキスト52p

                              上左 ハコネウツギ一種 白釉花器(常滑)     
                      上右 ハコネウツギ・シラン 白釉花器(常滑)

上左 マッス構成一種いけ→広瀬テキスト57・75p
上右 横長の構成→広瀬テキスト53・75p


いいなと思ったら応援しよう!