いけばな歳時記 ハナミズキ
ハナミズキは、北アメリカ原産のミズキ属の落葉樹で、1912年ワシントンD.C.に贈ったサクラの返礼木として有名。春、サクラの咲いた後、近縁のヤマボウシより早く、白・ピンクの苞葉(花を囲む葉)をつけます。秋には赤い実がつき、寒暖差があれば緑の葉が濃赤に変わる紅葉も見事です。
水揚げは水切り・枝に割りを入れる・表皮をむくなど。
上作 ハナミズキ・ツバキで「基本花型立真型)」→広瀬テキスト25-27p
上左 花展出品作。上・下にフジ・ハナミズキを置き、上から斜め下に晒しヤマシダを差し込んでいます。「バランス(乗せる)→広瀬テキスト63p
上右 フトイ・ハナミズキで横長・前後の展開→広瀬テキスト53p
上左 ハナミズキ一種で横長の展開→広瀬テキスト75・53p
上右 第76回日本いけばな展出品作。ボクオブジェ→広瀬テキスト105p