いけばな歳時記 カシワバアジサイ
カシワバアジサイは北アメリカ南東部原産。額花の色は咲き始めの淡緑~白に変化、カシワに似た切れ込んだ葉と円錐状の花形が特徴です。日本には明治期に入っていますが、最近急速に人気が高まりました。矯めは潰し矯め、水揚げはアジサイと同じく、表皮をむく・根元を割る・芯のワタを除くなどで、水が下がったら、全体を水に漬けてしばらく置きます。
上作例は、カシワバアジサイとガクアジサイを協奏的に構成しています。広瀬テキスト50p
上左は→広瀬テキスト95p「タケの水揚げ」の見本花の一つ。
上右は、カシワバアジサイ・キンギョソウを使った自然調いけばなの基本自由花→広瀬テキスト45p
上左は、カシワバアジサイ・ガクアジサイ・長芋の茎を使った自然調いけばなの基本自由花→広瀬テキスト45p
上右は、花ザクロ・ウツギ・カシワバアジサイ三つの対比的構成。