フィッシュマンズとは喪失感
フィッシュマンズと
ブランキー・ジェット・シティ
好きなバンドは数あれど
邦楽ロックに絞ってみると
この二つのバンドは個人的には別格です。
併せていうなら
ミュージシャンにカリスマを感じるのは
佐藤伸治と浅井健一の2人だけ。
今まで仲良くなった音楽好きの
好き嫌いをまとめると
フィッシュマンズ苦手
ブランキー好き
2人
フィッシュマンズ好き
ブランキー苦手
1人
フィッシュマンズ好き
ブランキー好き
1人
どっちも苦手
1人
ちょっと逸れるけど
ブランキー好きは
ミッシェルは大体好き
まぁ、これはわかる
スピッツは大体皆好き
これもわかる
それだけフィッシュマンズとブランキーは
聴く人を選ぶと言う事でしようね。
どちらも個性的な声と音なので。
そんなフィッシュマンズを
この間、フェスで久しぶりに観てきました。
彼らは佐藤くんがいなくなってからも
残ったメンバーを中心にゲストボーカル等を
交えて今も時折活動しています
そこで演奏されたのは
Long Season一曲のみ(約40分)
正にタイトルにある
日常においての
喪失感を強烈に感じる曲です。
人は生きれば生きるほど得るものは
少なっていくのに対して
失っていくものは多くなっていく
人、時間、空間、物などなど
あの日、夕暮れ時に演奏されたのこの一曲を
今の若い人達はどう感じたのでしょうか。
明らかに今の流行りの音楽とは違って
間奏は長いし
歌詞も抽象的
はっきりしたサビもない
でも、音に身を委ねている内に思考と時間が
止まったかのように感じていたのは
私だけではないと思います。
私が言えるのは
あの日の夕陽
あの日の演奏
あの日の食べたもの
あの日の高速道路
あの日の1日は
一生忘れることはないだろうなと
言うこと。
そんな感情を人に起こさせる曲を
沢山書いた佐藤くんは尋常じゃないくらいの
エネルギーを使ってたんだろうなと
思います。
これからも一生聴きつづけますよ
フィッシュマンズ。
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