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何が観光立国だよ!?

JR東日本が、日本人用の週末パスを廃止するのに対し、外国人向けに10日間用のJR EAST PASS(Tohoku area)を販売すると言いましたね。

この政策についてですが、ハッキリ言わせてください。

馬っ鹿じゃねぇの!?


日本人がどれほど、公共機関の旅行に苦労しているのか、分かっていないんでしょうね。
例えば、乗り放題切符を思い浮かべてみてください。JR東日本の乗り放題切符で、今だったらキュンパスがあるんですけど、JAPAN Rail Passほどにお得な切符ってありますか?日本人にとってお得になる切符が他に思い当たらないんですよね。でも、外国人にはある。これって不公平ではないだろうか、ということですよ。

霞ヶ関にある、とある省庁についても、「訪日外国人の数が〇〇千万人」とかで、ぬか喜びをしているのではないでしょうか。自慢げに訪日外国人の数字を語っている様が思い浮かびますよ。。

現実を見てください。京都はこんな悲惨な状況です。

つまり、日本は外国人ばかり優遇して、日本人を優遇しない、という皮肉な国ってことですよ。

真の観光立国を目指すなら、イタリアのベネチアみたいに、観光税を取るべきでしょう。それも、外国人からはものすごく高い料金を取るべきです。彼らはお金持っていますから、ちょっとばかし取ってもバチは当たりませんよ。その税を使って、日本人の旅行支援割引をすべきでしょ?

乗り放題切符に話を戻すと、外国人用の切符は日本人用よりも高くすべきでしょう、普通に考えたら。
JR EAST PASS(Tohoku area)でいうなら、日本人用も外国人用も販売し、
・日本人用は30,000円(10日間で)
・外国人用は90,000円(10日間で)
でどうでしょうか。
海外から来る裕福な観光客からはたくさん金を取り、日本人からはさほど取らない、簡単でしょ。


あと、ついでに言うと、日本は鉄道をあまりにも冷遇しすぎましたよね。
国鉄の分割民営化は特に、今からでも議論し直すべきでしょう。
日本はロードプライシングやカーボンプライシングという言葉もあまり流行らなかったくらいに、遅れていたんでしょうね。地球環境のことを考えれば、自動車を制限して、鉄道や船を優遇するのが普通でしょう。ガソリン税を安くするとか、何なんですかね、あれ。

つまり、日本は、鉄道も優遇しないし、自国民も優遇しない、愚かな国だということを、国民はもっと知るべきです。個人的には、鉄道を優遇しなかった時点で、化石賞は当然の結果だったと思いますよ。


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