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身体の左側を下にして寝る効果

左側を下にして寝るについて

身体の左側を下にして寝ると、消化系の臓器、胃や膵臓への負担を軽減すると言われています。 また胃の形の関係で、左側を下にして寝ると胸やけの原因となる胃酸の食道への逆流を抑制することもできます。 おなかが大きくなると、寝ている時も腰痛に悩まされる方も多くいらっしゃいます。

消化について 送り出す姿勢編

胃で消化されたものを十二指腸に送り出すのに最適な姿勢は、体の右側を下にして横向に寝ることです。 仰向けに寝るといつまでも消化されたものが胃に溜まったままの状態となるので、胃がもたれたときは5分以上、体の右側を下にして寝ると改善されます。 しかし、体質的に消化に時間のかかる胃の形をしている人もいます。

食べてすぐ眠るのは胃に負担をかけますが、少しだけ横になって体を休めるのは消化を助けます。 このとき、体の右側を下にして横になりましょう。 胃の出口は右に曲がっているので、消化された食べ物がスムーズに腸へ流れるからです。

消化について 収まり編

胃の形は左右対称ではなく、右向きに寝れば腸だけでなく食道にも食べ物が戻りやすくなってしまうからです。 食べ物と同時に胃酸が食道に流れ込み、食道に炎症を起こす危険性がでてきます。 左向きに寝れば胃のふくらみの部分に食べ物が収まるため、逆流性食道炎がおきにくくなります。

お腹いっぱいについて

ご飯を食べたあとはなるべく横向きで、また体の左側を上に向けた態勢で寝るのがいいと考えられています。 これは、胃の形が深く関係しているんです。 胃袋はそら豆のような形をしており、口に入れた食べ物は食道を通って胃袋に到達。 消化されたあとは胃袋の右下にある出口を通り、十二指腸や腸へと流れる構造になっています。

寝る時について

左側を下にして寝る方法は、リンパ液の分泌を促進させると考えられています。 リンパ液の分泌が活性化されると、身体に溜まった毒素や老廃物をスムーズに排出することが出来るんですよ。 右下が良いか、左下が良いかは、正直好みの問題になってきます。 肩の位置などを調整しながら、入眠しやすい姿勢を探してみてください。

気持ち悪い時の寝方について

食後1~2時間は横にならないようにしましょう。 夜寝るときに胸やけが強い場合は、寝る前の食事は避け、夕食の量は少なめにし、さらに上体を高くして寝ると効果的です。 クッションやマットを折り曲げて10~20㎝程度高くなるように工夫して。 横向きに寝るときは、左側を下にするとよいといわれています

消化時間について

送り出すまでにかかる時間は、お米やパンなどの炭水化物で2・3時間、肉や魚などのたんばく質で4・5時間、粘度の高い脂肪などでは7・8時間もかかります。 いつもより多く食べたり、脂っぽいものを食べたりすると、ふだんよりも消化するのに時間がかかり、胃に負担がかかってしまうのです。

右下で寝るについて

右を下にしている場合は、疲れている胃や消化器系を上にすることで休ませようとしているわけです

吐きそうについて

姿勢は右を下にして横向きにし、全身の緊張をほぐすために膝を深く曲げたり、意識的にゆったりと腹式呼吸などをして、気分を楽にしましょう。 また、頭を冷やしたり、胃を安静にするためにおなかに氷のうなどを置いたり、軽く目を閉じたりして静かにしていましょう。 吐き気がおさまったら、水分を補給してください。

氷のうについて

氷のうは、氷と水を入れるゴム袋です。 風邪をひいたときなどに、氷をひたいに当てて熱を冷まします。 氷のう吊りで、額にゴム袋が当たるように、高さや位置を調節します。

一番いい寝方について

睡眠でおすすめの寝方

  • 睡眠中のおすすめの寝方は、仰向けです。 ...

  • 人間が最も楽な姿勢は、頭から足までが重力に対して一直線上になる姿勢です。 ...

  • 腰が痛い場合は、横向きで寝るのがおすすめです。 ...

  • 肩こりがある場合は、仰向けで寝るのがおすすめです。 ...

  • 睡眠中にいびきをかく場合は、横向きで寝るのがおすすめです。

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